顔色を見る | 茉莉佳のブログ

茉莉佳のブログ

言語化で自分の気持ちを見え~る化

母を送り
息子が就職し
私がマンションで暮らす必要と名分はなくなり

単身赴任だった夫と暮らすようになった

結婚以来
初めて
時間と気持ちに余裕のある妻暮らし

真面目にやるのは料理だけ
気が向いたら 掃除して
溜まらない程度に洗濯する

合流してしばらくは
家中 片付け
ひたすら捨てる日々があったが

週末だけ帰って来る夫の顔を見てるのと
毎日 帰宅直後の顔を見るのは
全然 違った
なんたって
こっちは暇なんだから
憔悴マックスのままの顔
週末帰宅の時は移動中にリセットしてくるわけで

お互い 年を重ね
年齢とともに夫の仕事の責任も上昇して
一日 終わって帰ると
生気が吸い取られてる

鈍い気楽な私がそんな夫の顔色を見るようになった頃

推しのライブがあった
推しは韓国人な訳で
徴兵制度に帰属するゆえに
一定期間 活動休止となる
その最後のライブだった
最終日に当選し
遠征のホテルも予約して
夫にはまだ言ってなかった
お伺いを立てて行くものでもなく
母のことだったり
自分の仕事の都合だったりで
あきらめることもあったから
確定して いよいよ行くぞ

スケジュール連絡する習慣になっていた

「行くよ」
と言えば
「いいじゃん オフ会もするんだ 楽しみだね」
と言うのは確定だ

行かなかった

比喩じゃない顔色を見て
行かなかった

一生懸命 顔色を見てると
比喩的 顔色も見るようになる
ってあるな
と最近 思う

相手が言葉にして伝えたわけじゃないことまで読み取って 行動してたら
知らず知らず
力関係に傾斜がつきそう

あんまり 
真剣に見たらアカンな
「顔色見る」ことになる