セミナーの宿題に関連して、10年前の自分はどんなだったかなと思い出していました。
当時の写真をみると東京までライブを観にいったり、お料理教室の皆さんとあちこちに出かけたりと、楽しい思い出がたくさんありました。
弱気になることがあっても寄り添ってもらえたり、よい刺激をもらえたりと、周りの人にたくさん助けられていた時期でした。
心の状態を知りたかったので当時の語りかけノートも引っ張り出してみました。
字がびっしり書いてありました。
パターンがじゃじゃ馬のように暴れている感じ。
まだクラスに参加して一年ほどで、そういう段階もあったのだと思いました。
まさに今向き合っていることと同じようなことも書いてあり、ちょっと驚きました。
課題として何度も向き合う、というよりは十分に語りかけられていなかったのかもしれないという反省もありました。
子供を持つことをあきらめた時期で、そのことについてもたくさん書いてありました。
今は物理的にどうこうしようという気持ちがないこともあり、パターンが騒ぐことも少ないですが、読んでいて涙が出るところもありました。
ひっかからないから語らなくていい、というものではなく、そこにパターンがいるから語る、そう思うとまだここに語ってあげられると感じました。
今も変わらないのは、こうして思いを書くことは嫌ではないことと、自分に向き合おうとしてきたことかもしれません。
そして今は以前よりは他人ではなく自分に意識が向かっていて、「私」がパターンの声を聞けるようになっているのかもしれないと思いました。
まだじゅうぶんでないところに目が行きがち(そういうパターンがある)ですが、振り返ることでその分はラクになっているのを感じました。