先日たまたま観たテレビで、
由紀さおりさんの歌う
「あなたにとって」
という歌が心に残りました。
アンジェラ・アキさんが作詞作曲をした、2019年の曲だそうです。
由紀さおりさんのやわらかな声と、子守唄のようなメロディーが素敵でした。
少し話はそれますが、由紀さおりさんと、先日亡くなられた八代亜紀さんは、私の中の素敵な女性です。
そう思ったのは7歳くらいの頃、好きな歌手はと言われれば明菜ちゃんとか聖子ちゃんでしたが、テレビで見るたび「素敵だ…」と思いくぎ付けになっていたのはこのお二人でした。
多分はじめは、ドレスなどで着飾った姿に惹かれたのではと思うのですが、素敵だ、という感覚だけが今も変わらずに残っています。
歌詞の中には、こんな言葉が出てきます。
あなたにとって雨でありたい
あなたにとって山でありたい
あなたにとって風でありたい
あなたにとって炎でありたい
あなたにとって愛でありたい
あなた、という言葉は語りかけの中で、ほんとうの「私」がパターンに対して使う言葉です。
語りかけでは、「私」の想像力、ユーモア、理解力、許し、勇気などのいろんな資質を使ってパターンに寄り添います。
それは、パターンにとって、雨のようにやさしくて、山のように広々として、風のように吹き抜け、炎のように暖めて、そして愛そのものなのではないかと思います。
そんな語りかけになるよう、資質を生かして語っていきたいと思いました。