日記にたくさんコメント書いてくれて有難うございます。
被災地に行ってきて、ここ数日であった事、思った事をそのまま書きます。
17日に宮城県の塩竃に向かいました。正直、どんな風に歌を歌えばいいのか不安もあったけど、参加させてもらえたこと、とても大きなことでした。
塩竃は地震や津波の被害を大きく受けた跡が色濃く残っていました。その中でも営業をしているお店も少しあったり…
カメラマン平間至さんの呼びかけでATSUSHIさん（DragonAsh）KIYOSAKUさん（MONGOL800）さんといった方々が中心となってのライブ。更に大友康平さんもいらっしゃいました。本格的に炊き出しも行われていました。
ホームセンターの駐車場で生音と生声でのライブ。どれだけの人がいたのかな？800人位？たくさんの地元の方が笑顔でその場所を丸く囲んでいました。笑い声や、歓声、拍手が絶えずそこに響いていました。私はそこで2曲歌わせてもらって、同じ空間を皆さんと共有できて、なんだか逆に皆さんからたくさん力をもらってしまった気がします。そして大変な中、会いに来てくれた方とも、話せて、本当にうれしかったです。
最後に、MONGOL800さんのあの名曲「小さな恋のうた」をみんなが自然と歌っていて、合唱になり夜の空気に響きわたって、なんていい曲なんだろう。。。感動とか、そうゆう言葉じゃ足りない、今まで感じた事のない気持ちでした。
たくさんの人の想いが重なって、音になって目に見えるみたいに。
今回誘ってくれた中田さん、お世話になりました平間さんをはじめ、皆さんに本当に感謝です。
すべて終わって、車に乗り込んだとき、色々な思いが胸の中に湧いてきました。
実は塩竃に行く前に、海岸部の石巻をみました。テレビなどでは知っていたはずなのに・・・・
とてもじゃないけど、言葉では言い現せないです。何も言えないです。
被災地にいらっしゃる方に「頑張って下さい」なんて言えないです。
自分がスマイルライブとか言って、義援金を募りながらライブをするなんてことが、何になるのか、
ただの自己満足でしかないんじゃないか。。。
とにかく、簡単に、何をしようとか、笑顔になろうとか、言えない。そんな景色がただ、目の前に広がっていたんです・・・・・
今も思い出すだけで、胸が苦しくなる。私でさえこうゆう思いになるのに、そこに住んでいる人は、自分の故郷だったら、自分の家族がいたら、、そう考えていくと・・・・・
もし私が誰もが知っている有名な歌手だったら、何か色んな事ができたかもしれない。歌わなくたって、いるだけで、たくさんの人に元気になってもらえるのかもしれない。
私は、はじめて「売れたい！！」って思いました。
ちょっと誤解を招く言い方かもしれないけど、それでもいいです。
うまく言えないけど、うまく伝わらないかもしれないけど、とにかく、そのくらい、一人一人の力、そして大きな力がたくさん、たくさん集まらないと、乗り越えられないと思ったんです。
とにかく、被災地を自分の目で見て、無力感がずっと拭えないまま、このまま帰ってスマイルライブをやっていく事は、どうなのか。。。それでいいのか。。。気持ちが葛藤する中、次の日、もう一度、石巻、南三陸に行ってみました。
南三陸の方は、更に広範囲にわたって被害が大きくて、そこにあったはずの家も、町も、人も一日にして奪われてしまった悲しみが、自分の体にかぶさってくる感覚でした。
でも、車が通れるように瓦礫などがよけられていて、道が途絶えているところは、橋が作られていて、この一か月ちょっとで、人の手によって、また作られた物もたくさんありました。
絶対に地元の方の邪魔にならないようにという事を心がけて、避難所を数か所まわりました。
ある大きな避難所は電気や空調もあって、自衛隊の方のテントもあり、色々な設備が整っている風にみえました。受付があったので勇気を持って「歌のニーズは今ありますか？」と聞いてみました。するとボランティアセンターが今日は終わってしまったので、明日聞いてみて下さいと言われました。
どうしようか。。このまま帰るのか。あとで電話して聞いても同じか・・・
まず車に戻って、考える事に…持っていっていた寝袋の中で、色んな思いが交差して、何が正しいとか、正しくないとか、何をすべきか。。。。それにしても寒い…たった一日、しかも車の中で寝袋でも、この寒さ。。。いったいどれ程の寒さだったのか…
結局そのまま朝を待つことにしました。
朝９時になって、ボランティアセンターを訪ねてみました。「今、歌のニーズはありますか？」
返ってきた言葉は「はい」でした。
昨日も歌の方がいらして、みなさんすごく喜ばれていました。とボランティアの方が。
歌を歌うことはとてもウェルカムとの事でした。
ただ、今日は雨だったので、ライブは出来ないので、改めてライブをやらせて頂く日を決めて、帰りました。
スマイルライブと並行してやっていけたらいいな。
売れることも大事。でも今の私だから出来ることも大事。素直にそう思えた瞬間でした。
まだ始まってないけど、私が歌っている意味が、今から始めようとしている活動の中にあるような気が
しながら・・・
小さいキーボードでアンパンマンを車の中で練習しながら帰りました。
自己満足だろうと、なんて思われようと、その目の前で一瞬でも笑顔になってくれる人がいたなら、それでいいんじゃないかと思えるんです。
結局、本当の意味で、人の悲しみをわかることなんて出来ないし、同じ気持ちになんてなれない。
人の為に自分を犠牲にして生きることだって、私は出来ない。
自分の為に生きて、頑張って生きて、その結果、いつのまにか、誰かは誰かの為になっていると思うから。 それでいいんじゃないかと、勝手に思ってます。
信じられないほど長い日記になってしまった・・・・寝ます！！！おやすみなさい★
※塩竃の女の子が、未来の塩竃の街を描きました！と言ってくれました。
被災地に行ってきて、ここ数日であった事、思った事をそのまま書きます。
17日に宮城県の塩竃に向かいました。正直、どんな風に歌を歌えばいいのか不安もあったけど、参加させてもらえたこと、とても大きなことでした。
塩竃は地震や津波の被害を大きく受けた跡が色濃く残っていました。その中でも営業をしているお店も少しあったり…
カメラマン平間至さんの呼びかけでATSUSHIさん（DragonAsh）KIYOSAKUさん（MONGOL800）さんといった方々が中心となってのライブ。更に大友康平さんもいらっしゃいました。本格的に炊き出しも行われていました。
ホームセンターの駐車場で生音と生声でのライブ。どれだけの人がいたのかな？800人位？たくさんの地元の方が笑顔でその場所を丸く囲んでいました。笑い声や、歓声、拍手が絶えずそこに響いていました。私はそこで2曲歌わせてもらって、同じ空間を皆さんと共有できて、なんだか逆に皆さんからたくさん力をもらってしまった気がします。そして大変な中、会いに来てくれた方とも、話せて、本当にうれしかったです。
最後に、MONGOL800さんのあの名曲「小さな恋のうた」をみんなが自然と歌っていて、合唱になり夜の空気に響きわたって、なんていい曲なんだろう。。。感動とか、そうゆう言葉じゃ足りない、今まで感じた事のない気持ちでした。
たくさんの人の想いが重なって、音になって目に見えるみたいに。
今回誘ってくれた中田さん、お世話になりました平間さんをはじめ、皆さんに本当に感謝です。
すべて終わって、車に乗り込んだとき、色々な思いが胸の中に湧いてきました。
実は塩竃に行く前に、海岸部の石巻をみました。テレビなどでは知っていたはずなのに・・・・
とてもじゃないけど、言葉では言い現せないです。何も言えないです。
被災地にいらっしゃる方に「頑張って下さい」なんて言えないです。
自分がスマイルライブとか言って、義援金を募りながらライブをするなんてことが、何になるのか、
ただの自己満足でしかないんじゃないか。。。
とにかく、簡単に、何をしようとか、笑顔になろうとか、言えない。そんな景色がただ、目の前に広がっていたんです・・・・・
今も思い出すだけで、胸が苦しくなる。私でさえこうゆう思いになるのに、そこに住んでいる人は、自分の故郷だったら、自分の家族がいたら、、そう考えていくと・・・・・
もし私が誰もが知っている有名な歌手だったら、何か色んな事ができたかもしれない。歌わなくたって、いるだけで、たくさんの人に元気になってもらえるのかもしれない。
私は、はじめて「売れたい！！」って思いました。
ちょっと誤解を招く言い方かもしれないけど、それでもいいです。
うまく言えないけど、うまく伝わらないかもしれないけど、とにかく、そのくらい、一人一人の力、そして大きな力がたくさん、たくさん集まらないと、乗り越えられないと思ったんです。
とにかく、被災地を自分の目で見て、無力感がずっと拭えないまま、このまま帰ってスマイルライブをやっていく事は、どうなのか。。。それでいいのか。。。気持ちが葛藤する中、次の日、もう一度、石巻、南三陸に行ってみました。
南三陸の方は、更に広範囲にわたって被害が大きくて、そこにあったはずの家も、町も、人も一日にして奪われてしまった悲しみが、自分の体にかぶさってくる感覚でした。
でも、車が通れるように瓦礫などがよけられていて、道が途絶えているところは、橋が作られていて、この一か月ちょっとで、人の手によって、また作られた物もたくさんありました。
絶対に地元の方の邪魔にならないようにという事を心がけて、避難所を数か所まわりました。
ある大きな避難所は電気や空調もあって、自衛隊の方のテントもあり、色々な設備が整っている風にみえました。受付があったので勇気を持って「歌のニーズは今ありますか？」と聞いてみました。するとボランティアセンターが今日は終わってしまったので、明日聞いてみて下さいと言われました。
どうしようか。。このまま帰るのか。あとで電話して聞いても同じか・・・
まず車に戻って、考える事に…持っていっていた寝袋の中で、色んな思いが交差して、何が正しいとか、正しくないとか、何をすべきか。。。。それにしても寒い…たった一日、しかも車の中で寝袋でも、この寒さ。。。いったいどれ程の寒さだったのか…
結局そのまま朝を待つことにしました。
朝９時になって、ボランティアセンターを訪ねてみました。「今、歌のニーズはありますか？」
返ってきた言葉は「はい」でした。
昨日も歌の方がいらして、みなさんすごく喜ばれていました。とボランティアの方が。
歌を歌うことはとてもウェルカムとの事でした。
ただ、今日は雨だったので、ライブは出来ないので、改めてライブをやらせて頂く日を決めて、帰りました。
スマイルライブと並行してやっていけたらいいな。
売れることも大事。でも今の私だから出来ることも大事。素直にそう思えた瞬間でした。
まだ始まってないけど、私が歌っている意味が、今から始めようとしている活動の中にあるような気が
しながら・・・
小さいキーボードでアンパンマンを車の中で練習しながら帰りました。
自己満足だろうと、なんて思われようと、その目の前で一瞬でも笑顔になってくれる人がいたなら、それでいいんじゃないかと思えるんです。
結局、本当の意味で、人の悲しみをわかることなんて出来ないし、同じ気持ちになんてなれない。
人の為に自分を犠牲にして生きることだって、私は出来ない。
自分の為に生きて、頑張って生きて、その結果、いつのまにか、誰かは誰かの為になっていると思うから。 それでいいんじゃないかと、勝手に思ってます。
信じられないほど長い日記になってしまった・・・・寝ます！！！おやすみなさい★
※塩竃の女の子が、未来の塩竃の街を描きました！と言ってくれました。
