うつ病の原因はいろいろある | こころの休憩室

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【うつ病を自力で克服した】ココロとカラダの整体師 渕脇 毅のブログ 

うつ病と一口に言っても、原因は様々。

原因によって、治療法も様々。

 

過労が原因の場合は、とにかく休養が必要。

 

長時間労働が長期間続いたことにより、

慢性的な睡眠不足(寝る時間がない)、

運動不足(運動する時間がない)、

栄養の偏り(まともな食事をする時間がない)、

さらに、仕事のストレスと、パワハラのストレスが加われば、

精神が壊れてもおかしくありません。

こういう場合は、とにかく休養。

仕事のプレッシャーとパワハラから解放されて、

睡眠とバランスのとれた食事、適度な運動を心がければ、

うつ病は自然治癒します。

 

この場合、質の良い睡眠をとるために、整体も役に立ちます。

 

しかし、

過去のトラウマ

自己肯定感が持てない

生きている意味が解らない

必要以上に自分を責めてしまう

他人の目が気になる

生きづらい

アダルトチルドレン

などなど

 

そういう、モノの見方、考え方、価値観、人生観に原因がある場合、

そこを変えていかなければ、楽になることは無いでしょう。

 

薬を飲んでも、整体を受けても、運動をしても、

音楽も、アロマも、瞑想も、森林も、映画も、旅行も。。

一時的に楽になっても問題は残ったまま。

この問題を一発で解決できる魔法のような方法は存在しません。

 

この場合、自分と向き合うことでしか解決することは無いでしょう。

こういう場合は、心理療法の出番です。

 

自分との対話って、自分だけでやるとなかなか難しい。

でも、カウンセラーの力を借りてやると、

自分だけでは気が付かなかったことに気が付いたりします。

 

そうして、視点を変える、考え方を変える、価値観を変えることになり、

問題だと思っていた問題が、問題ではないことに気が付いたりします。

それが、心理療法です。

 

今は、薬物療法を補完するものくらいの認識でいる方も多いと思いますが、

薬物療法とは、根本的に違います。

原因にアプローチできるのは、心理療法であって薬ではありません。

 

うつ病と一口に言っても原因はいろいろです。

原因によってアプローチの仕方は違います。

そこはよく理解しておく必要がありますよね。