前回の記事で意識の層の話を書きましたが、


3、4年前の面白い経験を今日は綴ります。




京都の嵐山行きの列車に一人で乗っていた時の事です。


私は、先頭車両の進行方向に一番近い扉の横に座っていました。


車内はすいていました。



ある駅から、年老いた女性と娘さんらしき女性(母子で間違いないと思います)が、

乗車してきたのです。


乗られる時から険悪な感じだったのですが、

席に付いてからも、お母さんに対して娘さんが大きな声で叱っているのです。

お母さんは、下を向いたまま何も言い返していません。


あの威圧的な感じは、私のもっとも嫌な感覚の一つです。


「何をそんなに怒っているんだろう?」

「そんな言い方をしなくてもいいのに・・」


と、気になって気になって、そちらにばかり意識が向きます。




が、まてまて・・・



『これは、私の悪い癖でもあるな~。


自分の問題以外のことまで、まるで自分の問題のように必要以上に自分の中に取り入れてしまう癖』



と思い、しばらく、その母子から自分の意識を外しておりますと・・・・・・・・・、


本当にソコから意識が外れ・・・・・・・・、




なんと、なんと、なんと




気がついた時には、その母子が車内から消えていたのです。



列車は止まっていません。


私は、寝ていませんし、意識もハッキリとしています。


2人が車両を移動したならば、絶対に気づく場所で私は座っていました。



【リアル・マトリックスだ~】


と一人で驚いていたのですが・・・・・・




今度は、帰りの瀬戸大橋線を渡るマリンライナーに乗って香川に帰る車内でその続きがありました。



なんと、またまた同じ車内にアノ母子がいるんです。



それも、最初に出合った時とは、別人の二人になって。。。


とっても仲良しで、ニコニコして笑い合っている。。。


洋服も最初よりも明るい柔らかな印象のものをお召しです。。。


目も自分の頭も疑いましたが、間違いありません。






自分の意識をどこに持っていくかで、同じ時を過ごしても全く違う現実が現れるという


貴重な体験でした。



例えばですが、


人の心配をするなら、その方の応援をしてあげれば違った現実が現れる・・・と、


そんな感じです。