今日、テレビで見ました。
「春の虫 踏むなせっかく 生きてきた」
下の俳句集に紹介されているのですが・・・
小林凛君が、8歳の時の俳句です。(現在は、たぶん小6)
今日のテレビで見た内容です。
三重県のある小学校の先生が、教材として凛君の俳句を使っています。
【凛君は、生まれつきの障害があり、学校で壮絶なイジメにあっていました。】
ということは伝えずに、【いじめ】というコトバが入った俳句もあえて選ばず、
授業で使っていたそうです。
そして、
先ほどの
「春の虫 踏むなせっかく 生きてきた」
この俳句から感じることの話になった時、子供たちは、
「この子は、何か辛いことがあったのかな~。」
「イジメられているのかな~。」
「イジメられているなら、凛君のような子を私が守る。まかしとき。」
というような感想や意見が出てきたそうです
子供たちには、分かるんですね
そして、その三重の学校に凛君が訪ねるところをテレビで放送していたのですが・・、
凛君、そのクラスの子たちと一緒に授業をうけ、一緒に給食を食べています。
授業は、ちょっと緊張してたね。
給食の時間、凛君とっても楽しそう。
クラスみんな賑やか。。。
食べながら皆と大笑いして、そして、ポロポロ、ポロポロ泣くんです、凛君。
涙が止まらないから、一緒に行っていたお母さんが心配して凛君の側に・・・。
すると、凛君
『今まで、給食を皆で笑いながら食べたことがない。
みんな、ボクを笑わせようとしてくれる。
いつもは、周りの人も食べるか話すだけ。』
と、涙の訳を話しました。
凛君、本名は西村凛太郎君。
この日詠んだ俳句には、
コスモスの中で笑顔一杯の自分の顔が、一緒に描かれていました。
三重県の子どもたちが、首をゆらしたコスモスの花に見えたのかな~
☆去年のダ・ビンチニュースです。凛君のことが書いてあります。
http://news.livedoor.com/article/detail/7648741/