昨日、夜、SWITCHインタビュー達人達(たち)を見ていたら、


ゲストの騎手・福永祐一さんが、武豊さんのことを


棋士・渡辺明さんが、羽生善治さんのことを


同じコトバで表現しておりました。



お二方ともご存じ、超一流。

馬や将棋に無縁の方でも名前や顔はご存じなのではないかと思います。



どう表現していたかといえば、



「個性がない」



万能ゆえに弱点がないということでもあるようです。




今は、個性の時代と言われて久しいですが、


超一流のお二人は、「個性がない」そうです。




悟りをひらいた人ほど、普通の人と聞きますがソレと似ているのでしょうかビックリマーク



そういえば、


映画「夢売るふたり」の西川美和監督が、主演の松たか子さんのことを


女優オーラがない・・みたいな表現(コトバは、はっきり覚えてませんあせる)をされていて、


それは、根っからのセレブ(歌舞伎一家のお嬢様)なので、

他の皆さんのように必死で「私は、女優よ」オーラを作って出す必要がない・・・


そのような説明をされていたようです。




話は、飛びますが、


先日、映画「風立ちぬ」を観てきました。



主役の二郎の声、庵野秀明さん。ご存じのように「声」を操るプロではありません。

二郎の顔をスクリーンで見ていたら、

ここに説明が乗っかった「声」は必要ではなかったんだな~と思いました。

二郎の顔に宮崎監督の思いと愛が充分にこもってましたもん。

これ以上のことを加えると、過不足の「過」になるんでしょうね、たぶん。


わたしは、庵野さんのただ湧き出てくるような透明な声の質、好きです。




「個性がない」とは、



うるさく、おしゃべりしていない・・・・






そんなことかな~



なんて思いましたニコニコ