今日は、7月7日「七夕」ですね。
全く余談ですが、わたしの出産予定日は、七夕でした
出産予定日に誕生祝いをしてくれるというお友達がいますので、夕方から行ってきます
ちょっと前に記事に書いた
<バランス>の話ですが、
昨日、読んでいた本にこんなことが書いてありました。
大滝秀治写文集「長生きは三百文の得」
(大滝さんは昨年87歳でお亡くなりになりましたが、この本は今年5月に出版されています。)
ある芝居をやったあと、宇野さんが「ハップ(大滝さんの渾名)よ、
芝居を続けようと自分で決めるときは、いまだ」と言う。
ああ、宇野さんは、この芝居でおれを認めてくれたんだなと思う。
それと時を同じくして、滝沢修さんが「芝居をやめようと思うのも、才能の一つだよ」と言う。
滝沢さんは、おれのことを貶(けな)していると思う。
そうすると、いいと言われたと思うほうに、ぼくは傾いていくわけ。
正反対のことをほとんど同時に言われることに何かあるとは思わない。
一方だけに寄りかかり、もう一方は捨てようと思う。
だけど、そうじゃないんだよね。
ここ、5,6年になって、「芝居を続けろよ」と「芝居をやめなさい」は、同じだということがわかってきた。
それは、「おのれを知れよ」という言葉以外にない。
しかし、どうしてほとんど同時に、ふたりから言われたのか、いまだにわからないんだ。
大滝さんが、おっしゃるように
「おのれを知る」・・・この言葉に尽きる様な気がします。
人は、正反対の両面を持った完璧な存在だということだと思います。
でも、どうしても自分の都合の良い方ばかり見てしまう。
大滝さんの言葉だと「一方だけに寄りかかり、もう一方を捨てようと思う」ですね。
捨てようと思ってしまう部分も大切なわたし。。。。。
大滝秀治さん、とっても気になる大好きな俳優さんでした。
お星さまに引越しされて初めての七夕。
大滝星は、見つけられるでしょうか
七夕の夜。
皆様の願いが叶いますように