わたしの記憶によれば・・・
一昨年の夏頃、
わたしの記憶力が急激に低下したことがあるんです。
一番、焦ったのは、
友だちに
「昨日、ありがとう。楽しかった~」
って言われて、
『わたし、昨日、あなたに会ったっけ・・・・・・・・・
』って、真剣に思った時です。
そのあとに続けて、友だちが
「Sさんも、ご馳走様でしたって言ってたよ」
と言った時、やっと思い出しました。
その日(昨日)、友だちと、Sさんとわたしでランチに行き、
Sさんに、以前、お世話になったことがあったので、
その場のランチ代3人分をわたしが支払っていたんです。
3人でランチはその時が初めてで、その後ありません。
だから、珍しいことだったんです。
それを一瞬思い出せなかったんです。
その頃、日常的なことでも記憶力の低下が気になっていたんですが、
この時ばかりは、若年性アルツハイマーを真剣に疑いました。
でも、しばらくして、分かったんですが
過去・未来ではなく 「今」を生き出すと、記憶喪失のような現象が起こってくるんだそうです。
過去・未来に翻弄されない、こだわらない生き方です。
そして、必要な記憶は必要な時に思い出すから大丈夫ということも分かりました。
本当に大丈夫でしたよ
今は、そんな自分に慣れてきたので支障はありません。
ときどき、人から
「え~、覚えてないの~」と言われてしまうこともありますが、
必要なことが必要な時に思い出されれば、それでいいと思っています
記憶力低下には、こんな側面があるんですね。
もう、経験済みの方も多いのではないでしょうか・・