わたしは、時々、コミュニケーションの取り方を質問されます。。。
昨日も「わたし、コミュニケーションが下手なんです。」と若い女性に言われたのですが。。。
ここ一ヶ月ぐらいの話です。
「この人は、わたしの言っていることを聞いてくれているのだろうか?」と思うことがありました。
年齢は、わたしより20近く上の女性。何かとお世話になっている方です。
「今のわたしには、☆☆は必要ないんです。」
とお返事しているのに、
どうしても、☆☆をわたしに持たそうとするのです。
☆☆は物ではありません。
このご時勢を考えますと確かにあるといいものです。
必要ない理由もちゃんと話して、
「だから、必要ないんです。」
「必要な方は他にいらっしゃると思いますので、その方に差し上げて下さい。」
。。。。。。。。。。
終いには、
「いやいや、だから、本当にいらないいんです、わたし 」
と言っても
話が、『わたしの気持ちと』は違う視点で広がっていきます。
絶対に持っていた方が、「得」だという視点です。
わたしが、1しゃべれば30くらい返ってくる感じで話されるので、(ちょっと大袈裟・・)
聞くのが、辛くなるくらいに力説されるのです。
そう言われると、持っていた方がいいのかな~と思ってしまう優柔不断なわたしもいて
それと、もう一つ、相手の方の感情と争わないところから産まれるものは何かな~
という思いもあって、そんなこんなで、結局、その話に決着が付かないまま、
この会話が何度も繰り返されました。
「こんなにハッキリ言っても、わたしの気持ちは伝わらないんだ~」
*伝わらないというより、素通りでわたしの気持ちは置いてきぼりな感じです。
「わたしに、☆☆を持たせてどうしたいんだろう?」
「この人に、何か得になることがあるのかな~?」
などと思いながら、
「まっ、持っていた方がいいかどうか、この先の流れに任せよう。。。」
と、いつものように、
今分からないことは、今は考えない ことにしていますと、
フト
「あっ、そうか。あれは、あの人の親心なんだ~」って気づいたんですね。
実際の親子間に、こういうのありますよね。
そうしたら、
その方から電話が掛かって来て、また同じ話になったので
もう一度、
「有難い話なんですが、本当にわたしには必要ないんです~。」
とお返事しますと、
アラ、不思議
「そうですか、分かりました。」
と、すんなり分かってもらえました。
よく考えてみますと、
わたしも相手の気持ちが分かっていなかった(受け取っていなかった)ので、
お互い様だったんですよね。
コミュニケーションとは、
相手の気持ち(中心にある気持ち・真心)を察することの練習みたいなもんでしょうか。
* 相手が本当はどう思っていたのか、それは分かりません。
ここで大切なのは、わたしにとっての答え(わたしの本当)です。
分かってもらいたければ、まずは、こちらから。
通じ合いたければ、まずは、こちらのココロの窓を開ける。
その電話のあと、また、すぐ電話が掛かって来ました。
「よしかわさん、わたし、何か怒らせてませんか?
わたし、嫌なことを言って怒らせたんじゃないかと思って・・・」
「いえいえ、とんでもない。。。。。。また、ビール持ってお家に伺います~
ありがとうございました~ 」
今日も気持ちの良い一日でありますように