「窯変白磁 ようへんはくじって、分かりますか?


分かる方、かなりのもんですな~得意げキラキラ




9月中旬、香川県高松市の 若き陶芸家 田淵太郎さん 


ラジオで取材しました。

とっても、気さくで初めて会ったのに、以前からのお友達のように話をすることができ、

とっても楽しい取材になったのですが、途中から、その軽妙なトークとは裏腹に(あっ、失礼あせる



ムムム~、


「この人、何か、スゴイ人だぞ~目」と、気づき始めました。



ほんと~~に、失礼ですよね、わたし叫び叫び叫び

途中から気づかず、最初から知ってて行きなさいよ~。





  *田淵太郎さんについては、こちらにとっても素敵なインタビューがあります。。。

   

    http://panorama-index.jp/tabuchi_taro/   




  *松嶋菜々子さん、ソン・スンホン主演映画「ゴースト もういちど抱きしめたい」の中の

   菜々子ちゃん扮する星野七海さんのオフィスに飾られていた陶器、なんと田淵さんのもの。

   婦人画報の3月号にも「今、若き陶芸家の器を買うなら」で紹介されています。

   これも、取材していて分かったことで、ビックリ目





陶芸の知識が乏しいので、事前にリサーチしていても、聞いてみないと分からないことが結構あって。。


でも、何がスゴイって思ったかというと、陶芸そのものも素敵なのですが、



お話の中に出てくるシンプルなんだけど、ぶれない信念の部分なんですよね。



田淵さんは、大学時代に「薪で焼く白磁の可能性」に気づき、それを追求されている人。


白磁は、ご存じのように真っ白な陶器で、いかに美しく白く焼き上げるかが、古からの定説。


でも、タブッチは、あっ、すみません、失礼あせる

田淵さんは、最初に書いたコトバ「窯変白磁」を追求されていて、



要するに、薪の窯で焼くことにより出来る自然な変化「窯変」を「白磁」に求め、

作品として世に出した最初の人なんです。






そう、最初の人なんです!!




世界は広いし、こういうの言い切ると語弊があったりもしますが、

それでも、そこを信念に、制作活動を続け、作品を世に出し続けているのは、

タブッチ、あっ、また汗・・・田淵さんだけだと思われるのです。はいニコニコ


「窯変白磁」というコトバも田淵さんの作品あってのコトバ。

もともとの陶芸用語にはないんですよ。




白磁の歴史は、千何百年前からのもので、色々道具は変われど、わたしのちっちゃい頭だと、

その可能性は、数多の陶芸家によって、もう、研究されつくされているように思うのですが、



そうじゃない。



可能性は、ホント、無限なんですね。


白磁は、真っ白でなければいけない。


○○○○でなければいけない・・を、あっさり、覆したのです。



スゴイビックリマーク



大学生の時からの思い「窯変白磁」は、

今に至るまで、その信念はぶれたことがないそうです。

話を聞いていても、生みの苦しみに有りがちな悲壮感みたいなものを感じないんですよ~。



かっこいい~アップ




作品発表は、東京が多いそうですが、

香川県だと、高松市丸亀町商店街の「まちのシューレ」で販売しております。



今度の窯入れは、11月だそうです。

工房は、山の奥のすっごく眺めのいいところにあるんだけど、

また、遊びに行っちゃおうかな~ニコニコ



香川から世界に大きく羽ばたけ、タブッチ~アップアップ