3月か4月頃に記す
ふと
ふと
思う
出来が良いとはいえない我ら兄妹。
両親とも
とても潔く亡くなった
小さな桜祭り
桜
ツツジ
アジサイ
目を楽しませてくれる
ローカルな町の
健気な花達
目に留めずにきた
がさつな自分も
さすがに愛でられるようになったのは年齢のお陰です。
父は
山が好きで野生の藤の木を取って庭に植えていた。花を愛した父。もう半世紀以上も前だから許されるだろう。小さく咲き始めていた。
この家とも
お別れの時が来る。いつかはね、と。それは意外にとても早かった。断捨離をせざるを得ない。大量で、どれも見覚えのある母の着物も処分する。
そういう春となった。
終わる。
運命とは急にやってくるものだ
約70のひとりごと。
しかし、自分の決め事、誰も責任を取ってくれない。自己責任か?
この話は長く続きそうだ。やっぱり大事。おおごとなり。



