ご訪問いただきありがとうございます(^^)
こころ整体院の船山武です。

 

 

 

私達は、

他人の言った言葉 や 情報媒体から入ってくる言葉などを

無条件に受け入れることは原則的にはしません

 

 

 

もし、

外部から入ってきた言葉を無条件に受け入れてしまうと、

自分にとって害になることも受け入れてしまう可能性が高いからです。

 

 

 

ですから、

私達の「自我」情報を吟味し、

自分にとって有益であると思われる情報のみを取り入れるようにしているのです。

 

 

 

つまり、

自我というのは、

「潜在意識」というコンピュータに有害なプログラムが入らないように

情報を見張って取捨選択している“門番”のような役割を果たしているのです。

 

 

 

ですが、

この“門番”の見張り機能が弱まっている時があります。

 

 

それは、

眠りに落ちる直前と目覚めてすぐの夢うつつ状態の時です。

 

 

この時は、

まだ自我もうつらうつらしており門番として機能していない状態で、

提示された言葉や情報がダイレクトに潜在意識に届きやすくなっています

 

 

 

アファメーションなどの自己暗示をするときは、

夜寝る前と朝起きてすぐに行うと効果が出やすいと言われているのはそのためです。

※アファメーション:自分が「望むポジティブな状態になっている」と言葉にすること

 

 

逆にこのような状態の時に

ネガティブな言葉やイメージに思いを巡らせていると、

それが潜在意識に入りやすくなり、

ネガティブな状態がプログラムとして定着してしまうことにもなりかねないのです。

 

 

ですから、

夜寝る前や朝起きた時は、

ポジティブな言葉やイメージを意識するといいと言えます。

 

 

 

 

 

このような“自我の見張り機能”が弱まっている状態を

意図的につくり出すのがいわゆる“催眠”と言われるものです。

 

 

“催眠”では、

様々な方法を使って“自我の見張り機能”をゆるめ、

潜在意識に言葉が届きやすい(暗示が入りやすい)状態に導きます。

 

 

その状態で被験者の潜在意識有益な言葉や情報、指示を届け、

通常の状態では出来なかったことを出来るようにしたり、

心の奥にしまわれていたイメージを認識できるようにしたりします

 

 

 

 

このような催眠暗示は、

特別な技術でのみ起きることだと思われがちですが、

じつはけっこう日常の中でも起きているのです

 

 

要は、

“自我の見張り機能”がゆるんだ状態で言葉が入ってくると

催眠暗示を受けたような状態になってしまうということです。

 

 

日常の中で

“自我の見張り機能”がゆるんだ状態とはどのような時でしょうか?

 

 

 

それは

テレビを観ている時 や、

有識者と言われる人の話を聞いている時 です。

 

 

 

なぜなら、

「テレビで言っていることは正しい」

「有識者の言っていることは正しい」

という無意識の前提(信じ込み)によって、

そこで語られている言葉を精査することなく受け入れてしまうからです

 

 

 

例えば、

多くの人は病院に行くと、

医者に言われたことをほぼ無条件に受け入れてしまいます。

 

「この病氣は完治はしないから、ずっと薬を飲んでいきましょうね」

「これは骨が変形しているから手術しなければダメですね」

「まだつらいの?精神科に行ってみたらどう?」

「おそらくこれからは車椅子生活になります」

「血圧が高いと脳卒中を起こす危険性が高いから…」

 

その言葉はその人の潜在意識にプログラムされ、

“自分の未来”を言葉通りの状態で固定してしまうことになります。

 

 

 

これは、

多くの人が持っている「医者の言うことは正しい」という前提によって、

医者の前に立つと“自我”は見張り機能を放棄してしまい催眠状態になるため、

医者に言われた言葉は全て“暗示”として入ってしまうということです。

 

医者の言葉が患者さんにとって絶大な影響力がある(暗示になってしまう)のは、

個々の医者の能力によるものではなく

昔から積み上げられてきた「医者」という地位の社会的信用度の高さからきていると考えられます。

※現在、僕の中ではその信用度は大きく失墜しているのですが、世間ではまだ…

 

 

 

 

テレビも同じで、

「テレビ(ニュース)で言っていることは正しい」という前提によって

私達はテレビの情報に無防備な状態となり“暗示”を入れられているのです。

 

ですから、

テレビは多くの人に暗示を入れ洗脳することができるし、

実際そのような意図で使われている部分が大きいと思います。

 

 

 

 

 

このように

知らないうちに催眠暗示を入れられてしまうのは、

「全体の意見(流れ)に従っていれば安全だ」という思いから

常に多数派の意見・見解を「正しい」とする思考パターンからきています。

 

 

 

つまり、

自分で考えて判断することを避け

何を真実とするかの判断を他人(全体)に委ねているのです

 

 

 

“自分の真実”を外部の介入によって歪められないために、

「〇〇は正しい」と思い込んでいた無意識の「前提」を見直してみることが

これからの時代は大切になってきます。

 

 

 

今回も最後までお読みいただき本当にありがとうございました。

 

 

 

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