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こころ整体院の船山武です。
今、人々(社会)を動かしているものは何でしょうか?
お金?
たしかに人々(社会)はお金で動いていますね。
ですが、
僕はそれよりも深く人の心に根ざしているものが
今の人々(社会)を動かしていると思っています。
それは 不安 です。
人々は不安に囚われ、
その不安から逃れるために動いています。
現在、多くの人々の行動の動機は、
不安を埋めるために生じているようです。
例えば、
老後の安定した生活のためにお金を貯めなければならない
何かあった時のためにお金を稼がなければならない
病氣にならないために食事に氣をつけなければならない
感染しないようにワクチンを打たなければならない
安定した将来のために勉強しなければならない
周囲から変な目で見られないために常識の枠を超えてはならない
…
ここに挙げたのはほんの一例で、
自分自身を振り返ってみると、
ほとんどの行動が不安を埋めるために為されていることが分かるのではないでしょうか。
つまり、
今、人々(社会)は、
不安(怖れ)をベースにして成り立っているのです。
この不安がベースになっている社会は
どのようになっていくのでしょうか⁉
それは今の社会を見れば一目瞭然ですね。
不安を埋めるという動機で動いている時、
人の脳は「苦痛系」と言われる回路で機能しています。
※苦痛系:闘争・逃走反応を引き出す交感神経系を刺激する脳内ホルモンが分泌されている状態
この回路で活動している時、
私達の現実には、
不思議なほど望まない問題、辛い出来事が現れてきます。
これが社会全体で行われていれば、
社会が良い状態になることはないですよね。
ですが、
この状態から脱する方法もあります。
その一つは、
自分が脳の「苦痛系」ではなく、
「報酬系」を起動させて活動するということです。
まず、「苦痛系」とは、
「めんどうだなぁ…」
「こうしなきゃ怒られるから…」
「後で大変になるから…」
「〇〇であるべきだから…」
…
というように
嫌々行動したり、義務感で動いたりするときに起動する回路です。
一方、「報酬系」とは、
「こうしたらどうなるだろう?」
「わくわくするなぁ」
「こうすると役に立つかも!」
「これは自分にとって大切な学びになる」
というように楽しんだり、その目的にコミットしていたり、
「いい感じ」や「前向きな氣持ち」で動いている時に起動する回路です。
これは、
現実に起きた出来事の解釈を変えるという方法ではなく、
行動する前に、その行動の意味づけを変えることで、
自分の現実を変えていこうとする方法です。
もちろん、
脳の「報酬系」が起動するように“意味づけ”を変えるには
いくらかの練習が必要ですが、
やればやるほど上手くなっていきます。
日々、行動の前に意識することで、
“不安”ではなく、
“いい感じ”で動けるようになっていきます。
そしてそれは、
必ず自分の現実にポジティブな変化をもたらしてくれるはずです。
今回も最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
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