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こころ整体院の船山武です。
股関節の痛みで整形外科を受診すると、
レントゲンやMRIなどの画像検査で関節の変形がないかを調べ、
変形があった場合は、
それが痛みの原因として取り扱われます。
「股関節のこの部分が変形しているので痛みが出ているのです」という感じで…。
そのような変形を抱えている患者さんが、
当院でしかるべき施術を受けると、
それまで感じていた股関節の強い痛みは…
「あれ…?痛くない!」
→嘘のように解消されます。
そして、
このような患者さんが病院で再び画像検査を受けます。
股関節の変形が治っているかというと…
変形したままで変わっていないのです。
これはどういうことでしょう?
「股関節が変形しているから痛みが出ている」
と病院で診断されたのに‥‥
股関節の変形は治っていないのに
痛み(症状)は無くなってしまったのです。
これはたとえ、膝でも肩でも脊柱でも、
そして臓器でも同じなのです。
炎症・腫瘍・変形などの器質的問題が残っていても
症状の多くは消失させることができるのです。
現代医学の考え方では、
多くの場合、体の症状は
組織の器質的問題によって起きると考えられています。
※器質的問題:組織の感染・炎症・線維化・変形・腫瘍形成・等々
しかし、上記の例を見ても分かるように
組織の器質的問題が症状の原因になっていることは少ないのです。
組織の器質的変化というのは、
原因というよりも結果です。
そして、
症状をつくっている最初の原因は、
臓器(組織)の機能的障害なのです。
機能的障害というのは、
該当する臓器、または組織の機能が低下することです。
僕の臨床経験に基づいて話してみると…
この機能的な障害は、
筋や関節などの構造体よりも先に
免疫・内分泌・自律神経などに関わる臓器・器官に現れます。
この臓器の機能低下が、
該当する様々な部位に痛みなどの症状を起こします。
そして、
その症状の原因となっている機能低下を
長い間そのままにしておいたりすると、
その機能的問題は器質的問題へと移行していくことになるのです。
つまり、
症状や器質的問題が発生するメカニズムを端的に説明すると以下のようになるのです。
1.機能的障害 ⇒ 2.放置 ⇒ 3.器質的障害
(たいていの場合、症状は1.2.3各フェーズで出ています)
もちろん、
機能的障害があっても症状が出ていないこともありますし、
表面的な治療(投薬や整体施術等)をすることで、
せっかく出ている症状を消してしまうこともあります。
そうなると、
氣づかないうちに問題が器質的障害にまで発展し、
より厄介な状態になってしまいます。
病院の検査で引っかかってくるレベルの問題というのは、
もう既に“器質的”問題に至っている場合が多いと言えます。
そうならないためにも
機能的問題が出ている段階で
それに氣づき対処することが大切なのです。
そういう意味では、
体に出ている症状(痛み・違和感・その他)というのは、
臓器(組織)の機能的問題を見つけるための大切なバロメーターなのです。
そして、
以前からこのブログでは何度もお伝えしているように
臓器(組織)の機能的問題は心の問題に起因することがほとんどなのです。
ですから、
ご自身が抱えている心の引っかかりや重荷をしっかり受け止め、
それと向き合っていくということが「本当の治癒」に繋がっていくのです。
こころ整体院の独自の治療は、
その「本当の治癒」を効果的に進めていきます。
今回も最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
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