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「こころ整体院」院長の船山武です。
当院の問診票には、
「体が良くなったらあなたはどのように生活していますか?」(イメージしたことを書いてください)
という設問があります。
時々、この設問の答えが書けない人や、イメージできないと言われる方がいます。
そのような方は、
ただ今の痛みが取れればいいと漠然と思っていたり、健康になった自分はイメージしていなかったりします。
僕はこの部分は、治療を進めていく上で極めて大切な部分であると考えています。
なぜなら、
本当の意味で体が良くなるというのは、外の力によって成されるのではなく、本人の自然治癒力によって自ら成しているものだからです。
ですから、
本人の中で実現したいゴールが描かれなければ、そのゴールは存在しないも同然なのです。
仮に、施術によって一時的に改善したとしても、また程なく元の状態に戻ってしまう可能性が高いでしょう。
自分の現実に現れるものは、自分の信じているもので出来ています。
自分が、自分の健康を信じていないのであればそれは実現できないのです。
以前、自分の中の“間違った信じ込み”を見つける方法でも書いたように、
私たちの現実というのは、映写機で投影される映画のようなものなのです。
(潜在意識のフィルムに、意識の光を通すことによって、3次元スクリーンという現実世界に投影される映画…)
ですから、
どんなに健康や幸せを願っても、自分の中にその健康や幸せについての明確な概念を持っていなければ、それは自分の世界に投影されないのです。
とはいえ、
病氣や不調の真っ只中にいるときに「健康な自分」を想像してと言われても難しいこともあるかと思います。
そういう時は、まず自分ではなく、憧れの人やバージョンの違う自分(「もし違う人生」ならというバージョン)の、健康な状態や幸せな状態をイメージしてみます。
それなら、“現状”の抵抗が少ないので、思う存分描けると思います。
そして、そのイメージが描けたら、憧れの人やバージョンの違う自分で描いたイメージの中の人物を今の自分に入れ替えるのです。
そうすると、自分の求める健康や幸せをイメージできるようになります。
世間一般に流れている漠然とした健康観や幸せ観の受け売りではなく、
自分仕様の「健康・幸せ」をつくってみましょう。
そして、
質問をつくり、答えを探すことによって、様々な求める状態を自分仕様の概念として自分の中にストックしていくことが出来ます。
「あなたの望む幸せとはどのようなものですか?」
「あなたの思い描く健康とはどういうものですか?」
「あなたが体験してみたい生活とはどのようなものですか?」
「あなたが楽しみたい仕事とはどのようなものですか?」
「あなたは将来成し遂げたいことはどんなことですか?」
「あなた築いていきたい関係とはどのようなものですか?」
そして、明確な答え(イメージ)を描くことができれば、その実現に向けて大きな一歩を踏み出したことになるのです。
今回も最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
『こころ整体院』ウェブサイト: http://kokoroin.com/