『暮らしの中から心理学こんにちは』
あなたが思い通りの未来へ進むお手伝いをしています。
フラクタル心理カンセラー タカイチ アキコです。
さて、今日は
『イタリア暮らしで培ったこと』をテーマに、3回目をお伝えします。
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前回、マンマミスタ(母親を大事にする子ども)は、実は母も子も自己完結している
と書きました。
今日はメルカート(市営の青空市場)のお話です。
ミラノ市は、大きく分けて城壁の内と外に分けられます。
内側は、図書館、銀行など主要な公的機関が集まり、とても古い街のまま残った区域です。
私たちは、初め城壁のかなり外、幹線バスで片道40分ほどかかる郊外にアパートを借りていましたが、最終的には城壁の縁に当たるブレラ美術大学近くのソルフェリーノ (solferino)という通り沿い(東京の原宿のような流行と若者が集まる地域)に住んでいました。
私たちの住んでいたアパートは400年ほど前の建物で、大理石の階段は中央がすり減り、地下にあった区画の物置は石炭置き場が改造されたものでした。その時代からセントラルヒーティング(全館暖房)に近い設備があったのだと思います。
ミラノ市は市民の為に「メルカート(市営の青空市場)」を主催します。昔ながらの広場や大通りの緑地帯など、大きなテントを張っても通行に差し障りなく市民が気兼ねなく買い物できる場を提供するというものです。だから、歩行が弱いお年寄りも、近くに店がなくても、週に1回、メルカートの方から近所に来てくれるので、日常品に困ることはなかったと思います。
開催は、毎週同じ曜日に同じ場所に来て、市内を万遍なく巡回します。テントを張る店はほとんどがキャンピングカーのような大型の車輌でバックヤードに付けて、顧客導線を確保して設営します。その設営は合理的にコンパクトなもので、いつの間にか設営され、完璧に清掃されて元の広場に戻る様は、見事としか言いようがありませんでした。
毎日点々と広場を回遊する店もあれば、その広場にしか来ない店もあります。お気に入りの店があれば、遠くてもその広場まで行くというのがミラネーゼであり、また一方で、メルカートが開催されていても、一筋入った地元のいつもの店で買うのもミラネーゼらしいと言えます。
今日の挿絵に使った写真は、魚屋のテントです。魚は基本的に高価です。また食べ方を知らない人も多いので、買う人は海浜地方の出身者か、グルメ目利きが多く、男性客が多いのも魚屋の特徴で、店主はとても熱心です。
日本人が生魚を食べることを知っているので、私が通ると「これ、生で食べれるよ」と教えてくれます。私たちは、よく「シャコ」と「海老」を買いました。これならワイン蒸しで美味しく食べれるからです。それに、もし刺身にしたければメルカートでは買いません。ドーモ近くの老舗に行きます。同じ場所で動かずに何代も続いている魚屋を信用するからです。
買う時は、肉も野菜も大体メッゾキロ(半キロ=500g)とか1キロ単位で買いました。少量でも売ってくれますが、昔ながらの針の測りで信用できる数字は半キロからでした。(今は違うでしょうが)
新参者と思われると、おつりも誤魔化されかねないので、お金のやり取りは緊張しました。まけてもらうより粗悪品を受け取らないように袋に入れるものをしっかり見ていることが大事です。買って帰って袋を開けたら「あらら。。」ということもありましたが、ブログの1回目に買いた通り、私は「フルバ」になっていたので、抜け目なく相手の所作を見抜きます。そして一回でも嫌な感じがあると二度と買いませんでした。それが日本人気質から出たものか「フルバ」から出たものか今だに分かりません。
フラクタル心理学では「360°自分」と言います。人は鏡が真に分かった時、この意味を深く理解し、日々の生活に応用することができます。
メルカートの八百屋でブドウを1キロ買って、1/4がグズグズだったら、相手は鏡ですから、私がそうだったということです。
でも、その時は、何も知りませんでしたから、相手を責める単語も言えないし、夫に残念だったことを話して分かってもらうことだけが救いでした。
もし、フラクタル心理学を知っていて、そこで修正していればどんなに良かったか。。。
それさえ、分かっていたら、私たちのミラノ生活は、どんなに生きやすかったか。。。
国は違って日本にいても
ここでお読みくださっている方の中に、そのような方はいませんか?
生きにくいな〜とあきらめかけている方はいませんか?
「問題を解決する!そして自分を本来の活躍する自分に戻す!」
とお望みでしたら、カウンセリングをお試しください。
きっと何か気づきを得ていだたけるでしょう。
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最後までお読み下さりありがとうございました。