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『暮らしの中から心理学こんにちは』

 

いくつになっても豊か思い通りに生きる』を応援しています。フラクタル心理カンセラー 高市あきこです。ニコニコ

 

フランクフルトで、実はもう一つの「ぶち撒け事件」を目撃した。公共市場でのこと、2階のイタリアンを食べさせる店の前で私たちが通り過ぎる直前にトマトピューレの瓶がパンッと割れて床に赤いピューレが飛び散ったのだ。

 

従業員がセッセと片付け始めて、食事中の客も見て見るふり。トマトの香りをさせながら静かに床は元の柄に戻っていった。

 

この時私は

「旅で、私が、ぶち撒けることがありませんように。。」

と改めて祈った。

 

 

 

チューリッヒ-ミラノ間の列車内での出来事。

 

私たちは予約席に座って、その前の席に若い学生風の女性二人組が座った。そこに妙齢のマダムが来て

 

「そこは私たちの席では?」

と彼女たちに言った。

 

彼女たちはびっくりして席を立ち、チケットを確認した。その席番号で合っている。それをご夫人に見せて座り直した。

 

ダブルブッキングのようだった。

 

ご夫人は、後から来た夫らしき男性にそれを告げ、ガラス扉の向こう側、食堂車のテーブル席に座った。

 

ご主人は、車掌を連れてきてドイツ語で話し始め、車掌は対応し「少し待つように」と言った様子。

 

ご主人は同じく、隣の食堂車のテーブル席にご夫人と向かい合って座った。

 

しばらくして、国境を越える手前のスイスの風景の中でご主人は今度はイタリア語で

 

「どうなっているんだ!」

と声を荒げた。

 

車掌は

「どうなっているもこうなんですから」

と今度はイタリア語で対応した。

 

さらにご主人が強く言うと、車掌は(どうしようもないのだから分かってくださいよ、の気持ちか?)

 

「あなたはマンマから、なんでも3ヶ月は辛抱してやりなさいって言われませんでしたか?」

と少し苛立って言った。

 

私:「あ〜そうなんだ。イタリアでも『我慢して待つ』ことをこんなふうに教えるんだな」とその

「トレ・メージ/tre mesi/3ヶ月」が頭に残った。

 

 

 

列車がアルプスを越える前までは、低木と草地が広がり、羊の群れが本当に点在する風景が続いていたが、

なんとも長い長〜い。。トンネルを抜けると一気に風景は変わった。

 

日差しが強くなり、街が広がり、線路近くまで建物が迫る風景になった。

 

結局、そのご夫婦は、食堂車のテーブル席に居ることを黙認されて、そのまま静かにミラノ・ランブラーテ駅の一つ手前で降りて行った。

 

 

 

ランブラーテ駅に着くと昔ながらのイタリアの駅の臭いがした。

 

重いトランクに、エレベーターは助かったが、5〜6段の短い階段にはその配慮がなかった。

 

「あ〜ミラノが始まった」

と妙に現実味が湧いてきた。

 

私の深層意識の世界は、どんな様子なのかしら〜?

(フラクタル心理学はここでも私をワクワクさせていた)

 

前述のマインツの友人Sさんは

「ミラノの街は見違えるほどキレイになりましたよ」

と言っていた。

 

まずはレジデンスに問題なく入れるか。。。

 

私は、そのオーナーに渡すお土産をすぐ渡せるように手元に取り出した。(続)

 

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