昨日の続き、「大晦日(おおみそか)」
についてのお話です。

こちら
「あなたの役に立ったらいいな~」
公認心理師、元小学校教師
ふわりの気まぐれページです。
大晦日の行事と言って思いつくのは、
年越しそばと除夜の鐘。
「年越しそば」は、
「細く」「長く」と言われるように、
健康長寿を願います。
とは言っても、これ、
「太く」「長く」の方が、
私はいいと思うんだけど・・・。
いつまでも健康で動けて、
人生を十分楽しみ、
最期は誰にも迷惑かけず、がいい。
そう、「ピンピンコロリ」が
理想ですよね~。
なので、丈夫に「太く」
十分な人生を「長く」
つまりは「太い」田舎そばを
食べたほうがいいのかな?

それと同時に、
そばは切れやすいことから
「今年一年の災厄を断ち切る」
という意味もあるとか。
つなぎの小麦粉をたくさん入れて、
切れないようにするのは
論外だということでしょう。
今年、あまりいい年ではなかった方、
贅沢に、そば粉100%のモノを
選ばなくちゃね。
あと、年越しそばは
地域ごとに特色があるんですって。
一般的には海老の天ぷらをのせて
いただくと思うのですが、
京都の「にしんそば」は有名ですよね。
のせる具材を工夫して、
我が家独自の年越しそば、
ってのもいいかもしれません。
家族でアイディア出し合って、
作ってみてはいかがですか?

そして、1年の締め、
1年の始まりの除夜の鐘。
大晦日の夜から
1日の早朝にかけて鳴り響く
108回の鐘の音。
この鐘は、
仏教の仏具である「梵鐘(ぼんしょう)」で、
その澄んだ音色には
苦しみや迷いを断ち切る力がある
と言われています。
今でいう、クリスタルボウルなのかもね。
スピリチュアル~!
今年、あまりいいことがなかった方、
除夜の鐘を撞かさせてくれる
お寺が近くにあれば、
行ってみるのもいいかもしれません。
私は毎年この除夜の鐘を、
お風呂に入って、
最後お風呂の大掃除をしながら
聞きますが。(笑)

でも実は、大晦日に入るお風呂は
「年の湯」と呼ばれる
特別なものらしいです。
ゆっくりお湯につかりながら、
今年の出来事を振り返り、
一年でたまった悪いものを
しっかり洗い流すことで、
気持ちよく新年を迎えることが
できるんだとか。
いわゆる禊(みそぎ)なのかも?
最後に「除夜」。
この言葉にも意味があるんですって。
江戸時代、庶民は
大晦日の晩は寝なかったようです。
年越しそばを食べ、除夜の鐘をついたら、
そのまま起きていて、初日の出を拝む。
夜をないものとしたので、「除夜」。
そして 元日はひたすら寝て(寝正月)、
正月そのものは2日からだったんですって。
初夢が2日の夜とされたのも、
そのためらしいです。

次回はこの続き、
お正月について紹介します。
あなたの心、ふわりと軽く♡
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