この4月に小学校入学のお子様をもつ
お父様・お母様に向けてのブログ、

第12回目は、
モンスターペアレンツについて
お話ししましょう。



こちら

「あなたの役に立ったらいいな~」

公認心理師、元小学校教師
ふわりの気まぐれページです。



ご存じですか? モンスターペアレンツ
略してモンペ。

学校や教育委員会に対して
理不尽な自己中心的要求や
苦情を繰り返す保護者のことです。




昨日のブログに書いた通り、
疑問に思ったことを質問したり、
常識的な範囲内で要望を伝えることは
モンスターペアレンツではありません。



あまり大きな声で言えないのですが、
実際私が経験したり、見聞きした例は…。



その1、新1年生のお母様。入学前。

うちの子は箸が上手に使えません。
なので給食の時は隣に先生がついて、
きちんと指導してください。



その2、新1年生のお父様。入学直後。

娘と散歩に行ったら、
赤信号で渡ろうとした。
学校で交通指導はなされていないのか。
娘が事故にあったら
学校としてどう責任をとるのか?



その3、3年生お母様。運動会前。

学年リレー選手に
うちの子が選ばれなかったのは
どういうことか。
昨日の体育時、朝雨だったので
長靴を履かせて学校へ行かせたが、
それが原因じゃないのか?
選考会をもう1度やり直せ。



言い訳を言わせていただくと…。


その1、
給食指導・マナー指導はもちろん行いますが、
1人につきっきりになることはできません。

それに給食は週5回。
毎回箸を使うわけでもありません。

ご家庭で食事する回数の方が
圧倒的に多いわけですし、
ご家庭で指導されてください。



その2、
交通指導は常時行っています。

でも、子どものこと、
興味関心があれば
周りの危険度を考えずに
行動してしまうこともしばしば。

命に直結することなので、
学校に任せっきりにするのではなく、
気づいたときにご家庭でも
きちんと指導されてください。



その3、
リレー選手選考は、
春の体力測定結果と、
日常の体育時や遊びの様子、
体育時に数回タイム計測して走らせた
結果を考慮して決めます。

1回だけでは決めませんので、
やり直しても結果はほとんど変わりません。



その他にもいろいろとありますが、
まぁこんな感じなのです。

モンスターペアレンツと呼ばれるのは
なぜかってわかりますよね。



こんな感じではない、
きちんとした要望なら、
学校側も配慮してくれます。


特に身体面のこと、精神面のことで、
お子様に配慮が必要な時は、
細かいことまで伝えてくださると学校側、
特に担任教師にとってはありがたいのです。


学校全体で情報を共有して
目をかけるということもできますので、
その旨、きちんと伝えてください。



こんなこと伝えて大丈夫?
とのご心配があるようなら、
私が無料相談受付ます。
お気軽にお問いあわせください。



あなたの心、ふわりと軽く♡



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