この4月に小学校入学のお子様をもつ
お父様・お母様に向けてのブログ、

今回第5回目からは、
しばらく時間をかけて、
気になるであろう学習のことについて
お話していきます。



こちら

「あなたの役に立ったらいいな~」

公認心理師、元小学校教師
ふわりの気まぐれページです。



今日はまず 国語編



ひらがなは、
自分の名前以外は
まだ書けなくてもいいのですが、
読めるようにはしておきたいものです。

と言うのも、入学後の勉強は、
子ども達にとっては
かなり大変だからです。



入学後すぐに数字を覚え、
2か月でひらがなを書けるようにし、

そのあと表記に関する決まり

濁音「が」など・撥音「ん」
促音「ほ『っ』」など・拗音「き『ゃ』」など
長音「-」を理解、

次にカタカナを学びます。

同時に文章の書き方も
覚えなければなりません。



算数は数字を覚えたらすぐに
足し算・引き算に入っていきます。



大人になって
ひらがなを読めない人はいないし、

文だって、
上手下手はあるかもしれないけれど、
ちゃんと書けるから、

入学前から親がやるべきことでもないわよ。
何て言う方もいらっしゃいます。

確かにそうなのですが、
知識は積み重ねていくもの。

初めにつまずいてしまっては、
遅れてしまっていくのです。



また、入学後すぐに、
自分はできない、
なんて言う劣等感を持ってしまったら、

伸びるであろうその子が持つ才能も、
伸び悩んでしまうってものです。



なので、せめてひらがなは
読めるようにはさせてください。



あと、カタカナは夏休み前までに覚え、
漢字は夏休み後から学習が始まるのですが、

入学前にひらがなとともに
興味付けを行っておく 
と後が楽です。



これは簡単。
お父様・お母様がちょっとしたゲームを
お子様とともに楽しめばいいだけの話なのですから。



どう言ったことかと言うと、
親子で散歩や買い物に行ったときに、
店の看板をクイズ形式にして

お子様に読ませるのです。



まず、日ごろ宣伝で見かける店の
看板に注目させ、

「あれ、なんて読むか知ってる?」
と聞くのです。

宣伝を興味持って見ているお子様であれば、
簡単に答えます。

答えたら「すごい~。」とすかさず褒める、
そして頭をなでたり、
手をつないでいたら、手をにぎにぎする、など、
スキンシップを図ります。



答えられなかったら、
お父様・お母様が答える、
そして次に街に出かけたときに
またクイズにする、
それの繰り返し。



看板から字に興味を持ち、
覚えていくっていうことなのです。



もちろん、王道は絵本の読み聞かせ。

忙しいだなんて言い訳しないでください。
お子様に絵本を読み聞かせするには
15分~20分長くても30分程度あれば
いいわけですから。

絵本の読み聞かせについては、また次回に。



お子様に関する心配や悩みなど
お聞きします。
お気軽にお問いあわせください。



あなたの心、ふわりと軽く♡



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