この4月に小学校入学のお子様をもつ
お父様・お母様に向けてのブログ、
第4回目は そうじや給食について お話します。



こちら

「あなたの役に立ったらいいな~」

公認心理師、元小学校教師
ふわりの気まぐれページです。



おそらく、掃除や給食については、
すでに幼稚園・保育園で
経験済みだと思われます。

なので、それほど注意することはないのですが、
それでも確認のため、お話します。



まずは掃除。

ほうきで掃除をする家は
今はほとんどないことでしょう。
なので、ほうきの使い方がわからない
お子様が多いのが事実。

ほうきを両手(片手)で持って、

手首を返しながら掃く、


これが子ども達にとっては
なかなか難しいことなのです。



腕を思いっきり横に振りながら
身体全体でほうきを動かすお子様、


掃除が終わるころには
へとへとになってます。

その都度、教師が
教えてはいるのですが、

やはり家でも、ベランダや庭など、
ほうきで掃く練習をすると良いでしょう。



また、雑巾がけですが、
まず、雑巾の洗い方がわかりません。

バケツの水に雑巾をつけて
シャバシャバと左右に振るだけ。

タオル状のものを
「揉んで洗う」 
と言う経験がないからです。



絞るのもできません。

雑巾を丸めて、両手でぎゅっと押して
水気を切るだけ、べたべたです。



お風呂に入った時、
お子様にタオルで練習させてください。

お父様・お母様も
正しい絞り方を覚えてくださいね。



また、雑巾をきちんと絞るなど、
手指を使うことは、
脳の発達にとてもいいのです。


頭の良い子を育てたいと思っているのなら、
手指を使うことをさせましょう。



給食は、高学年に手伝ってもらいながらも、
やがて自分たちで配膳するようになります。

熱いものを扱うことにもなりますので、
これもご家庭で任せてみるようにします。



実は、これは、
算数の勉強にもつながるのです。

おかずを分けることは、
引き算や割り算の基礎となります。


コップやお玉1杯、
牛乳1Lパック、水2Lペットボトルも、
何となく把握するようになると、
量の概念ができてきます。




勉強、と言うと、
机に向かって、鉛筆をもって…
と考えるお父様・お母様が多いのですが、

手伝いをさせるのは、
生きた勉強をさせることと同じなのです。

実生活で得た知識は、
お子様の生きるための知恵となり、
お子様の人生に大いに役立つことでしょう。



 

お父様・お母様も、
勉強の概念を変えてくださいね。



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