この4月に小学校入学のお子様をもつ
お父様・お母様に向けて、
今日から3週間、

入学前のお子様の在り方や
ご家庭の準備などについて、
シリーズとして書いていきます。



こちら

「あなたの役に立ったらいいな~」

公認心理師、元小学校教師
ふわりの気まぐれページです。



第1回目の今日は
名前の読み書きについてです。



お父様・お母様にとって
今1番心配なのは、
「お子様の学力について」
ではないでしょうか?

入学前に、最低限のこととして、
名前の読み書きができること、
とする学校も多いようです。



え?我が子は文字に興味がなくって、
自分の名前すらあやしい、

とおっしゃるお父様・お母様が
いらっしゃることと思いますが…。



学校から説明があったように、
せめて名前だけは読み書きできるように
させてください。




でも、子どもが嫌がって…、
とおっしゃる方が多いのですが、
要は興味の持たせ方一つなんです。

今、お子様は小学校へ入学するってことで、
ワクワクドキドキ、
期待に胸を膨らませているはず。
なので、そのお子様の気持ちを
持ち上げればいいのです。

4月から小学生ね、
お兄ちゃん(お姉ちゃん)になるのね、
立派なお兄ちゃん(お姉ちゃん)になるには、
自分の名前を
読んだり書いたりできなきゃね。

そう、立派な、褒められる小学生と言うものは…と、
お子様に「こうありたい自分」と言う
夢を抱かせるのです。




そして、興味を持たせたら、
ゲーム感覚で取り組ませます。

「お母さんも自分の名前書くから、
〇〇ちゃんも書いてみる?」

「お母さんは家族みんなの名前書いてみるね、
その間に〇〇ちゃんも自分の名前書いてみて。」

「お母さんは左手(利き手ではないほう)で書くから、
競争してみようか」

などなど、
いろんな工夫をしてみてください。



ここで注意するのが、
お父様・お母様もお子様と一緒にしてみる
と言うことと、

間違っても、下手でも、
一つでいいからいいところを見つけて、
スキンシップを取りながら
思いっきりほめること
、です。

字が下手でも、
「このひらがなのここの払いがいい」とか、
「まっすぐ書けた」とか、
「この前よりとっても上手になった」とか、

字を間違ったら、
「おしい!もうちょっとだね」
「間違えたけど、字は上手にかけてるね」とか、

ともかく褒めて、
頭をなでる、ハイタッチする、ハグする、
などのスキンシップをしてください。



これが入学後の
お子様の授業の受け方を
決定づけます。

褒められながらの学習体験は、
お子様の知的好奇心を
呼び覚ます
からです。



お父様・お母様も
年度末で忙しいかとは思いますが、

毎日でなくても、
手の空いた時に、
お子様と向かい合ってみてください。



お子様に関する心配や悩みなど
お聞きします。
お気軽にお問いあわせください。



あなたの心、ふわりと軽く♡

 

 

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