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国家資格キャリアコンサルタント&マナー・プロトコール講師の大川礼子です。

 

自己紹介①はコチラ

 

自己紹介②はコチラ

 

 

 

自己紹介が長くなってすみません…。

 

自分のことを書くのって、緊張しますね…(^^;

 

今日は、人生の8割の偶然を活かすには、2割の「自分軸が大切」というお話の続き。

 

「マナーが大切だ」と痛感するに至るまでについて。

 

前回の②で書いた通り、私は長らく接客業をしていました。

 

その時に役立ったのは、家庭での教えと、神社でのお手伝いやアルバイトで教えられたことの数々。

 

特に配膳スタッフのアルバイトでは、「働いて収入を得ること=責任を伴う」ということも含めた仕事に関する価値観も養われました。

 

仕事は楽しく、自分は接客業に向いている!と毎日がむしゃらに働きます。

 

ところがある時、同僚との会話で、私自身に関する噂が社内で広まっていたことを知ります。

 

噂の内容は今思い出すのも苦痛なもので、根も葉もない、全く身に覚えのないこと。

 

意図的に悪意を向けられたことに、しばらくは誰のことも信じられない日が続きました。

 

ただ、この時の経験から「信頼関係」について考えることとなります。

 

信頼って何だろう…?

 

信頼関係って、どうやって築くんだろう…?

 

考えるうちに、「信頼は、配慮の心を、目の前の相手に伝わるように表現してこそ成り立つ」=マナーであることに気付きました。

 

 

私はずっと、「仕事の時はマナーが必要=お客様と接している時だけ」との考えが根付いていたんですよね。

 

また、自分の性格や思考の癖に加えて、当時は忙しかったこともあり、お客様以外の人達に、心を寄せ配慮するだけの余裕も全くありませんでした。

 

想いが強すぎて自分の価値観を押し付けたり、自分が努力してできたことは周りの人も同じようにできると思っていたり。

 

その反面、何でも「結果」で人の価値を決めていたことから、業績を出せない時期が続くと自分自身に対しても価値を見出せない…。

 

いろんな事が重なって、結局は周りに振り回されることも多く、本当にこの時期は人生を迷走していました。

 

自分で自分の価値を感じていない人間が、目の前の人に価値を感じてもらえるわけはないんですよね。

 

それに、目の前にいる人の価値を見つけ尊重することも出来るわけがありません。

 

なんだ、信頼されていないのは、自分が自分のことを大切にしていなかったからだ!

 

それに、私が周りの人を尊重していなかったからだ!

 

その考えに至った時、初めて“相互尊重”の言葉の持つ意味を、深く理解できたように思います。

 

マナーは、接客やビジネスなど、決まった場面や職業だけのものでなく、日常生活にこそ必要だと気付いてから、私の人生は変わりました。

 

それとともに、今現在も完璧からはまだまだ程遠い自分を、自分で少しずつ認められるようになりました。

 

マナーは「相手を不快にさせないため」だけではなく、「自分を守るため」にもあるんですよ!

 

私自身が痛感したからこそ、このことを、一人でも多くの方々に伝えられたら良いな、との想いを込めて。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)