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国家資格キャリアコンサルタント&マナー・プロトコール講師の大川礼子です。
突然ですが、「人生の8割は偶然でできている」と聞いたことはありませんか?
この言葉のもととなった「計画された偶発性学習理論」(Planned Happenstance Theory)を提唱したのは、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ名誉教授。
(悲しいことに、お目にかかる機会のないまま2019年に逝去されました。)
キャリアコンサルタントの養成講座で初めてこの理論を学んだ時、「え?これ、私のことだわ!」と驚いたのを覚えています。
*画像は、あくまでもイメージです。
今、日本マナー・プロトコール協会認定講師としての活動ができているのも、もとはといえば、知人に出産祝いを贈るため、たまたま立ち寄った郵便局で並んでいる時に、
壁に貼られていた「マナー・プロトコール検定」のポスターを目にして、検定受験を申し込んだことがきっかけです。
今となっては、
「あの時に郵便局でなく宅急便を選んでいたら…」「郵便局で待ち時間なく手配を済ませていたら…」と思うと、
ポスターの存在にすら、気付いていなかったかもしれないんですよね。
ところでクランボルツ先生は、「人生の8割は偶然で出来ているけれども、偶然を必然にするには5つのことが必要だ」と説いていらっしゃいます。
その5つとは、
「好奇心(Curiosity)」「持続性(Persistence)」「柔軟性(Flexibility)」「楽観性(Optimism)」「冒険心(Risk Taking)」
私のことで言えば、
- マナー・プロトコール検定のポスターを目にして興味を持った → 好奇心
- 受験してみようかな、と軽い気持ちで受験を申し込む → 柔軟性
- 受験が終わってからもブラッシュアップ講座などに参加して勉強 → 持続性
- 講師活動のお誘いをいただき、出来るか不安だったもののやってみることに → 楽観性・冒険心
- (当時の仕事は副業禁止だったので)会社辞めなきゃ…よし、開業しよう! → 楽観性・冒険心
こうしてみると、クランボルツ先生のおっしゃる通り、人生の8割は偶然でできていて、そこにはこの5つの要素が必要だったんだな、としみじみ実感しています。
そしてこの時の流れにのれたのは、後押ししてくださった当時の上司や、見守ってくれた家族の支えと、
何より私自身が「人と接することがしたい」「マナーは大切なもの」「自分の持つ知識を誰かに伝えたい」と、漠然とながらも自分軸を持っていたからなんですよね。
時代が変化するスピードはどんどん速くなり、先のことは誰にも分らない状況です。
だからこそ、8割の偶然を活かして自分の手でキャリアをつくるには、2割の自分軸がとても大切だと、私自身は思っています。
ということで、このまま、私が自分軸を見つけるまでのことについてもお伝えしたかったのですが、長くなりましたので続きはまた後日に…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)