こんにちは。
絵本講師の下山寿美子です
長年 宅配をお願いしている
パルシステムさんのイベント
【翻訳絵本を送る】 という企画に
去年 参加しました
どこに 絵本を送るのか・・。
この地球には
生まれた環境が違うというだけで
本を知らない子どもたちがいます
字の読み書きができない人も
7億8100万人。
世界の大人の6分の1です
そのことが
どんな状況をもたらしてしまうのか
○契約書が読めず、土地を奪われてしまう
○野菜を売りに行っても、騙されてしまう
○わが子が病気になっても、
どうしたらいいのか分からない
文字を知り、正しい情報を得て
自ら考える ということは
【生きる力】 を得るということ。
また、故郷を追われ
難民キャンプで
生まれ育った子どもたちがいます
故郷の文化や伝統を知らないという 現実
図書館が 安心できる居場所となり
伝承の場となるように。
未来に希望をもって、生きていけるように
シャンティ国際ボランティア会は
【絵本を届ける運動】をしています
さてさて。
どんな活動かというと・・
日本語版の絵本に、
現地の言葉に訳されたシールを貼っていくだけ♪
文字が逆さまにならないようにとか、
貼る場所を間違えないように など
気をつけることはあるけれど。
分かりやすい表記あるから大丈夫
私は、この「ゆき」という絵本を
担当させてもらいました
ミャンマーに送る とのこと
きっと 「雪」をみたこと ないと思いました
でも 絵本を 開くとね
雪が降る この場所へと 出かけることができて
そのひとときを
心で味わうことができちゃう♡
大判の この絵本
ある街に ちらほらと 雪が舞い落ちてきます
「ゆきが ふってるよ」という男の子
道行く人々のもとに 雪が少しずつ
積もっていきます
言葉は少ないけれど
しっかり 絵が 語ってくれています
ゆっくり じっくり 読みたい
そんな絵本
『ゆき』
ユリ・シュヴィッツ/作
さくまゆみこ/訳 あすなろ書房
翻訳シールを貼り
最後に、自分の名前を書いたとき
ふと 手が止まりました
ただ翻訳シールを貼るだけじゃない
この絵本を 実際に 手にとる子がいる
どんな本かなって
本棚から取り出すのかな?
誰かに 読んでもらうのかな?
雪ってなんだろう
未知のものに ワクワクするのかもしれない
この1冊の絵本を通して なにかが繋がる・・
そう思ったら
本を優しく なでている自分がいました
絵本をただ送るだけじゃない この活動
今年も 募集が始まりました!
わたしは
わが子と一緒に 取り組む予定です(*^^*)
絵本の種類は たくさんあって
届ける地域も いろいろあります
子どもたちは 時間をかけて
絵本を選んでいました
好きな絵本について話していたり
活動や現地についてなど
分かりやすい形式で書かれています♡
絵本は たくさんの笑顔をつくってくれる
心を育み、あたたかい繋がりを築いてくれる
わたしは 絵本で紡ぐこの優しいひとときを
ずっと 大切にしていきたいです
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