先日、勤務高校で、自分の心を見える化してみるという講座を開催しました。
 
高校生たちに説明するために、前日に描いた自分の絵を紹介したいと思います。
 
これを高校生たちが見ることで、感覚やイメージが引っ張られないか不安もありましたが、
そんなことは全くありませんでした。
むしろ、例を示して、私自身が感じたことをそのまま伝えたことで、
高校生たちが自らの心を描きやすく、表現しやすくなったのではないかと思います。
 
写真の、グルグルしたものがネガティブな私の絵です。

描きながら、分からない自分(特に黒い部分)もいること、でも、その中で光のようなものを
見つけようとする自分もいることを感じました。
赤は怒り、青は悲しみ。
茶色はよく分かりませんでしたが、改めて見直すと、自信のなさみたいなものかなと思います。
全体として、正体が分からない自分も感じました。
 
一方でポジティブな自分。
明るい、温かい、柔らかい、輝く感じ、ウキウキする、心地好い、ワクワクする、楽しいという
言葉が浮かびました。ポジティブな自分もいろいろな面があるけれど、それが全体として
光り輝いているような感じがしました。
 
最後に2枚を比べて、重ねたりしてみました。統合するイメージです。
どちらか片方だと違和感があり、両方自分だなと再確認しました。
ポジティブでネガティブを包み込むのもいいと思いました。
 
以上のようなことを、高校生たちにも話しました。
 
正直、統合の時の「両方自分だなと再確認」は、本当に私がそう感じたのは事実ですが、
高校生たちにもそう感じてほしいという気持ちがありました。
ちょっと誘導してしまったかもしれません(笑)
 
高校生たちの感想は、私の感想よりもずっと感性豊かに表現しているものが多くありました。
私自身深く考えさせられるものも。
 
興味深いし、気づきもあるので、私自身もまたやってみたいと思います。
 
大人の方の講座で、ワークとして取り入れるのもいいかな。
 
ありがとうございました。
「子どもの笑顔とイキイキは、大人のイキイキから。」
こころの里カウンセリング 山﨑里美(*^-^*)
 公認心理師・スクールカウンセラー・感性Artコーチ