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テニスの4大大会、全仏オープンで

 

会見ボイコットした大坂なおみ選手。
 

自ら「うつ」を公表して世界に衝撃を与えました。



一部の報道では

 

大坂選手がコート入場の際もスマホを手に持ち、
 

 

プライベートではツイッター、インスタグラムで

 

近況を頻繁に公開していることや、
 

 

誹謗中傷に耐えられず

 

スマホの電源を切ったことなども明らかになり、
 

 

極度の『スマホ依存』がメンタルのバランスを

 

崩してしまったのではないかとの見方もされています。



事実は大坂選手自身しかわかりませんが、


“スマホ” と “うつ” の関係は今回の件にかかわらず

 

以前から問題視されていました。

 

 

 

ただしこれまでは、10代の中・高校生に見られる

 

現象として取り上げられることが多かったのですが、

新型コロナ禍の中、幅広い年代で

 

いわゆる『スマホうつ』と呼ばれる状態が広がってきました。



以前から『スマホ依存症」』という言葉を

 

目にしたことがある人は多いと思いますが、

 

不思議と未だ公に明確な定義はないそうです。



ちなみにスマホ依存症は、

 

・一定期間継続して、

・日常生活よりもスマホを優先してしまう

 

現象で、

 

生活に支障をきたしているにもかかわらず

 

スマホの使用をコントロールできない状態と言われ

 

治療が必要な状況です。



ただ、自分自身では気付き難く、

 

状況の深刻さを増す要因にもなっています。



スマホは非常に便利なツールであり

 

現代人には欠かせないアイテムのひとつですが、

 

それゆえに使い方にも注意が必要。



とくに昨今の新型コロナ禍では

 

仕事や将来の不安に対して

 

ゲームやSNSに夢中になることによって

 

その不安から開放される感覚を持つ人も多く、

 

 

やめられない・・・

 

やめることができない・・・

 

止め時がわからず延々と続けてしまう・・・

 

そんな状態の人たちが増加しています。



スマホの使用は決して悪い事ではないですが、

 

日常生活に支障をきたす(睡眠障害・低栄養・

 

視覚刺激・無気力など)ようであれば、

 

やはり、十分な注意が必要です。



ちなみにアメリカをはじめとする海外では、

 

下を向き続けることで起きる

 

『スマホ首』が大きな問題となっています。



実際にアメリカでは、

 

スマホ首が原因とみられる『うつ病』や『自殺』が増加。

 

 

2010年~2015年までに中高生の自殺率が31%上昇し、

 

女子では65%も上昇したことが調査で判明しました。



日本でも自殺者が増えていることは

 

報道等で知っているかと思いますが、

 

気になるのは女性です。



日本の2020年における自殺者は2万1081人ですが、

 

これは2019年の2万169人を上回り、

 

対前年比で男性は23人減少したのに対し

 

女性は、なんと!935人も増えています。



もちろん、これが『スマホうつ』と

 

どう関係しているかは未知数ですが、

 

ダイヤモンドオンラインによると

 

 

 

高いストレスを感じている人で

 

「1日3時間以上」スマホを利用している人の割合は、

 

男性では17.4%だったのに対し、

 

女性では29.6%と、約3割にも上っています。




出典:ダイヤモンドオンライン


1日3時間以上のスマホ使用は

 

スマホ依存症の目安とも言われる時間ですが、

 

男性の倍近くにのぼる女性の割合を見ると

 

『スマホうつ』とは決して無関係とは

 

言えないかも知れません。

 

十分に気をつけたいですね。