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先週末、ある小売業の方から

 

「最近は、週刊誌の売り上げが3倍くらいになってます」

 

という話を聞きました。

 

 

 

でも、普通の本は

 

あまり売れていないそうです。

 

 

 

どんな人が買いに来るんですか?

 

と質問したら、

 

ほとんどがシルバー世代の人たちで

 

 

 

とくに新型コロナ関係の記事が載っているものは

 

飛ぶように売れてしまうそうです。

 

 

 

シルバー世代の方たちは

 

老眼の影響もあって

 

あまり本を読みたがらないと

 

聞いたことがありますが、

 

そうばかりではなさそうですね。

 

 

 

「そうですか、、、

 

でも商品が売れるのはいいことですよね

 

と私が言うと、意外にも

 

 

じつは・・・そうでもないんです」 と

 

曇った表情で理由を教えてくれました。

 

 

 

「たしかに本が売れることは嬉しい事なんですが、

 

その後が厄介なんです。」

 

 

 

「2、3日後くらいに同じお客さんがやってきて

 

新型コロナの情報をいろいろ話をしていくんです。」

 

 

 

へぇー、そうなんですね。

 

でも、それがなぜ厄介なんですか?

 

 

 

「店の中をぐるぐる回りながら商品を見て

 

あれはダメだとか、これがダメだとか、

 

最後には、人が買いものに来るような場所は

 

怖くてしょうがないから、コロナをうつさないでよ!

 

と、スタッフに向かって

 

文句とも愚痴とも言えないようなことを

 

大きな声でさんざん喋りまくって

 

鼻息を荒くして帰っていくんです。

 

もう、ほんとうに困ってます。」

 

 

 

そういう方って、たくさんいるんですか?

 

 

 

「もちろん全部の人がそういうわけじゃないですけど、

 

それでも近頃はそういう人がかなり多いんです。」

 

 

 

常連の方ですか?

 

 

 

「いえ、常連というわけじゃないですけど

 

ときどき来ますね・・・ホントに頭が痛いです。」

 

と嘆いていました。

 

 

 

 

 

 

 

シルバー世代に限らず、

 

普段から健康意識が高く

 

体調コントロールができている人は

 

今回の新型コロナ騒ぎでも

 

比較的落ち着いているように見えます。

 

 

 

それだけ日頃から正しい情報を

 

持っているからかもしれませんが、

 

逆に、季節的健康意識や

(インフルエンザの流行期など特定の時期に

健康に敏感になること)

 

“にわか”健康志向の人は

 

テレビ報道やネットの情報、週刊誌など

 

お金になる情報によって

 

右往左往してしまいます。

 

 

 

とくに今回の新型コロナは

 

未知のウィルスであることから

 

不正確な情報やデマが交錯しています。

 

 

 

そうすると人はどうしても過度に不安を感じて

 

一種のパニック状態になり、盲目的になります。

 

 

 

その結果、“買い占め” “逃避行動” などの

 

自衛本能や “コロハラ” “カスハラ”などの

 

差別的攻撃思考が活発に働いて

 

一層自分をパニック状態に落としてしまい、

 

大きなストレスがかかってきます。

 

 

 

ストレス要因であるストレッサーと

 

それによって生じるストレス反応が

 

交互にやってくるスパイラルに陥ってしまうのです。

 

 

 

ではそんなとき、どうしたらいいのか?

 

 

 

 

特定の情報から一度距離をおくことです。

 

そして、別の目線からも情報を得ることです。

 

 

 

 

 

 

例えば今回の新型コロナであれば

 

『新型コロナの感染拡大予防』ばかりに

 

注目するのではなく、

 

『標準予防策(スタンダードプレコーション)』に

 

着目することで、ある意味で

 

万能な感染予防策について知見を得ることができますし、

 

先んじて準備をしておくことができます。

 

 

 

何よりも私自身、

 

今回それを身をもって体験しました。

 

 

 

これ必要になるだろうな・・・

 

と思い準備しておいたものが、

 

その1ヶ月後くらいに店頭から無くなっているのです。

 

 

この時は自分が “スキャナー” であることを

 

あらためて感謝しました。

 

 

意外かもしれませんが、

 

興味を惹かれる情報を知ろうとすれば、するほど

 

視野は狭くなり、盲目になっていくことがあります。

 

 

これが趣味を極めるとか

 

学術的な研究を極めるため等ならば

 

まだいいのですが、

 

とりわけ今回のような

 

パニックにつながる可能性があるものならば

 

情報に対する一定の距離感が必要になります。

 

 

 

 

 

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