寄り添うとは | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

⚫︎このブログは、2021年4月より、

心屋仁之助に代わり

心屋オフィシャル入門インストラクターと

オフィシャル認定講師によってお届けしています

 

 

心屋塾入門インストラクターの

ゆみっち、こと林由美です。

 

 

 

 

今朝、目覚めて。

 

 

 

私は旦那さんに

「おはよう」という言葉の代わりに

こんな言葉を言いました。

 

 

 

「もう!

あなたが余計なことをするから、私がイヤな目にあったじゃないの!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夢の中の話なのです。

 

 

 

夢の中で

旦那さんが余計なことをして、私がイヤな思いをしたことを

 

 

 

私は、目覚めて、開口一番に

旦那さんに、そう怒ったのです。

 

 

 

もちろん

本気、ではないです。

 

 

 

私も、八つ当たりというのを十分、承知の上で

旦那さんに対して

 

 

 

「もう!

あなたが余計なことをするから、私がイヤな目にあったじゃないの!!」

 

 

 

と言ったわけなのです。

 

 

 

そして、そこで旦那さん、

なんと返事をしたのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごめんねぇ。

僕が余計なこと、しちゃったんだねぇ」

 

 

 

そう答えたのです。

 

 

 

「そんな夢のことなんて知らないよ」とか

「どんな状況だったのか、わからないのに」とか

「そんな突然言われても」とか

 

 

 

普通、そう答えそうなものなのに

 

 

 

きっと

ほとんどの人がそう答えるのに

 

 

 

旦那さんは

夢の内容も

自分がどんな余計なことをしたのかも、全く聞かずに

 

 

 

「ごめんねぇ。

僕が余計なこと、しちゃったんだねぇ」

 

 

 

そう答えました。

 

 

 

思えば、旦那さんは

いつもそんな対応をしてるなぁ、と思いました。

 

 

 

私に限らず、誰にでも、ね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寄り添う、って

こういうことだと思うのです。

 

 

 

完全に

相手の気持ち、相手の目線になること。

 

 

 

そこに

自分の気持ち、自分の思惑などは、一切関係がない。

 

 

 

影響もされない。

 

 

 

完全に

相手の言い分にだけ、

相手の感情にだけ、

 

 

 

耳を傾ける。

向き合う。

受け入れる。

 

 

 

そして、それに応える。

 

 

 

これって

できるようで、できない。

 

 

 

頭で(思考で)

やろうと思ってても、できることじゃない。

 

 

 

どうしても

こちらの心が(感情が、思惑が)反応してしまうから。

 

 

 

「私は関係ないでしょ!」

「夢の中の話でしょ!」

「私になんの責任があるの?」

 

 

 

そう反応するのが、

まあ、通常の心、なんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後

朝食を食べながら

そのことについて

旦那さんと話し合ってみました。

 

 

 

それって、寄り添う、ってことだよねぇ。

自分のことを横に置いておける、ってことだよねぇ。

相手の気持ちだけ、考えてるよねぇ。

 

 

 

もしかしたら

謝る、ってことは

 

 

 

自分が悪いと思ったとき、と限定してるかもしれないけど

 

 

 

相手が怒ってるから、謝る、というのが

本当の謝る、ってことかもしれないよねぇ。

 

 

 

(自分が悪い、とは全く思えなくとも、です。

自分が悪い悪くない、は関係ない状態です)

 

 

 

そして

自分が悪いと思ってるときの「謝る」は

相手ではなく、自分の気持ちに、寄り添ってることであって

 

 

 

それは結局

相手の気持ちに謝ってるとは、言えないかもしれないよねぇ。

 

 

 

そんなことを話しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相手の気持ちに寄り添える、って

自分にこだわりを持たないこと、なんですよね。

 

 

自分を守る必要がない、ということ。

 

 

 

自分が悪くない、とか

自分にも理由がある、とか

 

 

 

言いたくなるのは

自分にこだわりがあるから。

 

 

 

自分を守ろうとする

防御の気持ちがあるから。

 

 

 

そんな

自分の良い悪いとか

理由があるとかないとか

状況がどうとかこうとか

 

 

 

そんなこだわりがあればあるほど

防御の気持ちがあればあるほど

 

 

 

相手には、寄り添えなくなっていく。

 

 

 

だとしたら。

 

 

 

相手に寄り添いたい、と、もし願うのなら。

 

 

 

自分のこだわりを

自分の防御を

見つめてみるといいですね。

 

 

 

相手ではなく、自分を。

 

 

 

自分の心の中に巣食っている、

自分のこだわり、感情、思惑を。

 

 

 

守れているようで、守れていない、自分の心を。

 

 

 

まず、それに寄り添い、癒していくこと。

 

 

 

そして

自分の心が、自分の思考が、自分の感情が

ふんわりと、軽くなると

 

 

 

そこには、自然に

相手の気持ちが、スーーっと入ってくることでしょう。

 

 

 

相手が私に怒ってるから、「ごめんね」と謝る。

相手が私に感謝するから「どういたしまして」と喜ぶ。

相手が私にそう言ってくるから「うん、わかったよ」と答える。

 

 

 

そこに

私のこだわりは影響しない。

 

 

 

私のことを全部、横に置いて

ただただ、相手の気持ちに応えていく。

 

 

 

それが、私の全てになっていく。

 

 

 

それって

一見、私を無くすようにも見えるかもしれないけど。

 

 

 

実は

私を無くすことなんかじゃ、ないのです。

 

 

 

私を無くすことではなくて

私のこだわりを無くすこと。

 

 

 

こだわりが無くなる、ということは

私が、ありのままの私に戻れる、ということ。

 

 

 

私を防御する、鎧や武器を捨てていく、ということ。

 

 

 

素の私になれる、ということ。

 

 

 

自分にとことん、寄り添い続けることで

こだわる必要性や、守る気持ちが薄らいでいくほどに

 

 

 

私たちは、

ようやく目の前の人に、寄り添えるように思うのです。

 

 

 

 

▼今回の記事担当は、ゆみっち、こと林由美でした。

ブログ:https://ameblo.jp/yumi221379/entrylist.html

 

 

 

 

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