全ての「問題」は
「自己否定」から始まる。
「このままじゃダメだ」
「もっと、もっと」
だけど
全ての「革新」も
「現状否定」から始まる。
「これより、もっと、もっと、さらに」
どちらも「もっと」だけど
ただし、そこに一雫の
「でも、この現状も、アリ」
があるかどうか
その違いだけなのかもしれない。
いままで
小さな頃から
物心つく頃から
僕らは
親色に染められてきた。
それを信じて
それだけが正しいと信じて
それを守って生きてきた（守
やがて
家族以外に触れ
学校で他人に触れていくうち
違和感を感じたり
親の価値観に違和感を感じて
反抗期や
違和感との戦いが始まり（破
その違和感は
「自分の生き方、大切にしたいもの」が
明確になってきた証拠。
そこで、その
「大切にしたいもの」を大切にして生きるのか（離
親からもらったものを
そのまま守って生きるのか。（守
これが、人生の「守破離（しゅはり）」です。
心屋に来る人は
「破」を感じても「守」をやり続けた人。
そのひとたちに
親の教え（価値観）（躾）を守る人たちに
「破」を大切にすることを伝える。
それは、とてもとても
親不孝なこと。
だから
とても抵抗がある。
親の
「こうしなさい」
「してはいけません」
という「タブー」「禁忌」を犯すことになり
それは、親の
怒りや悲しみを想像することになる。
いままで親から
「アナタは、金色の髪なのよ」と
教えられてきたようなもの。
毎日、毎朝、毎晩、髪を金色に染められてきた。
で、本人も「自分は金髪だ」と信じて疑わなかった。
でも、年数が経ってくると
根っこから「黒い髪」が生えてくる。
違和感！！！！！！！
早く！！！
金に染めないと！！！
お母さん、お父さんを悲しませる！怒られる！
と、本来の黒髪を禁忌として
焦って隠そうとする。
自分を生きる
自分に戻る、というのは
本来の黒髪で生きるということ。
これは「現状否定」ではない。
いままで
「自分は金髪だ」と思って生きてきて
でも、実はその
「金髪であり続ける努力」が苦しかった。
本当は、黒髪なのに。。。
それを
「金髪をやめる」
それが
「自分らしく生きる」ということ。
そして今日も、下から生えてきた黒髪を金にする（笑）マスクをしたまま。
話が逆になってややこしいけど
要は、
自分らしく生きるときの痛み、
禁忌、タブーを犯すバンジーは
黒髪の人が金髪にするぐらいの違和感と
罪悪感（笑）
僕の金髪も
やっと一年。
最初は違和感しかなかったけど
もうすっかり当たり前。
最初、金髪にするときは
ブリーチの痛みが大変だったけど
それも当たり前になってきたら
なんとも思わなくなってる。
今日からもう５月。
朝、気の迷いでテレビをつけてみたら
あかんね、コロナばかり。
苦しい飲食店の声や
シングルマザーの食っていけない話、
町工場の先行きの不安
街ゆく人の不安な不満な声に
暗い音楽をつけて流す。
何がしたいんだ。。。
つまり
現状否定ばかり。
と、書くのも
現状否定だね（笑）
ああ、ややこしい。
いまはダメ
これはダメ
これからも大変
いまがダメで、これからはいい、なんてない。
いまもいい、これからも、いい。
そうやって
素晴らしい未来を自分で選んでいけるといいね。
「おせちも良いけどカレーもね」的な（歳がバレる
こうやって
テレビが不安を煽るのもいいけど
その裏で同時に起こっている
いいこと「にも」目を向けたいね。
気づいてないだけだからね。
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