以前「アメリカに住む夫を介護する姉が可哀想すぎて」
みたいなコメントをブログ記事で紹介していただいたんですが、
結局義兄はこの4月中旬に息を引き取りました。
その後私もアメリカに駆けつけました。
義兄は最後まで治ると信じていました。
介護されている間
彼の前で思わず泣いたりしてしまうと、
モルヒネで意識がもうろうとしているはずなのに
義兄はそっとわたしの涙を拭いてくれます。
介護中どうしても眉間にしわが寄ってしまいます。
すると眉間のしわも、
消しゴムで消すかのように指で消そうとしてくれます。
オムツになっても下のお世話をしたとき必ず
「気持ちええわー、ありがとー」←関西風に言ってくれます。
絶対痛いはずなのに痛い痛いとわめくわけでも無く
「ぼちぼち痛いなぁ」位の言い方です。
義兄は病気でしたが病人ではありませんでした。
その結果姉は自分の思うような介護が出来ました。
姉は最後まで自宅で看取りたいといい
その願いが叶いました。
ずっと二人っきりでの生活でしたが
姉の真摯な思いが通じたのでしょう。
姉は一人っきりの介護につかれ初めて人に頼りました。
助けてと言いました。
周りのアメリカに住む友人知人が毎日寝泊まりしてくれて
姉たちをサポートしてくれました。
姉が買い物に行っている間オムツが漏れてしまい
それを友人たちで代えてくれました。
姉の負担が少しでも軽くなるようにとの事でした。
既に流動食になっている義兄のために
友人たちは勝手に姉の台所に立ち
流動食や少しでも食べられるものをこしらえてくれました。
もうほんとうにびっくりです。
姉曰く、あんまり親しくなかった知人も応援に来てくれて
（その方は看護師さん）介護のイロハを教えてくれたり
しかもその看護師さんは実際に最近ご自身のお父様を自宅で看取っていて
あまり長くない義兄の最後を送りそびれないように姉に教えてくれました。
姉は最後の最後まで息を引き取る彼を見届けることが出来ました。
最後に姉は
「自分に悔いはない、彼を自分の思うまま看取ることが出来た！！」
と言っていました。
姉にとって今後後ろ向きにならず
後悔のない人生になると思います。
これ姉が私にＳＯＳをしてきたとき
ぢんさんの「もっと人に頼ろう」を言っただけなんです。
そしたら次から次へとミラクルが起こり
姉は本当に彼に尽くすことができたんです。
ぢんさんありがとうございます！！
そしてそして私はどうしたかというと
義兄が息を引き取ったとの話を聞いて気が動転して
鍼を患者さんの身体に入れっぱなしで自宅に帰してしましました！！
（私の職業鍼灸師）
私の鍼灸人生終わったと思いました。あーあ。
これってお医者さんが患者さんのお腹の中に
注射器入れ忘れちゃったのと同じくらいのこと。ひー！！
しかし何ともあっさり許してくれて次回の予約まで頂いてしまった！！
ミラクルすぎるーーーーーーー！！
ぢんさん世の中素晴らしいですね！！
ぢんさんの「人に頼る」よーーーーく分かりました！！
人って素晴らしい！！長文読んでくださり有難うございました！！
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そう、ひとは、やさしいから。
大丈夫だから、ね(*'▽')
よかったね、鍼もね(笑)
笑える。
参考
■心屋公式サイト
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