■自分の子供が好きになれない。「どうすればいいんでしょう」という質問は・・・ | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

嫌いかどうか、自分で気づくまで
時間差あることある。


高校卒業してから、
あの子、やっぱりキライだ!て気づいたり。

気づいてから、仲良くなったり

ごまかして付き合ってた友と
疎遠になったり


今、長女が大嫌い!!、

でも

そうすると、長女側に
トラウマ作っちゃうよなー

愛されたかったとか
言われるんだろーなー

でも、愛せないんだよ!


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いいやん(*'▽')
それで。








でも

「愛したいん」だねー。


でも

「愛せない」から
苦しんだよねー。

「いいやん」って思えないよねー。

冷たい人だと思われるもんねー
親なのにって、思われるもんねー。。。。。




じゃ
「愛したい」のはなんでかということ

「親は子供を愛するもの」
っていう
「常識」があるからで

「みんな子供のこと愛してる」し
「そういうものでしょ」とか
「え、そんなひとっているの」とか

いう「みんな」ものがあるからだよねー。


その
「それが、普通で、常識で、正しいこと」

という「前提」があるから
いま苦しんでる。

「悩み」になってしまう。


で、
きっとこういうものに対しては

「こうすれば好きになれますよ」
「そのうち愛情が湧いてきますよ」

なんていう
「そのうち、あなたも常識的になれますよ」

というアドバイスや慰めが降り注ぎ、

ときには
「なんて冷たいひと」
という「意見」も飛んでくるのでしょう。



それでもなお、僕は
「愛せなくていーやん」

の言葉を贈りたいと思うのです。

「そんなひとがいていーやん」


言い方を変えると
「愛そうとしなくていいよ」です。

「キライって言っちゃってトラウマ与えてもいいよ」です。


それを隠して
「親のフリ」
「愛しているフリ」

してるほうが
もしかしたら子供は辛いかもしれない。

愛してないというほうが
辛いかもしれない。


トラウマ与えないように、という理由で
「フリ」をしていると知ったときの方が複雑かもしれない。

どちらにしても
相手(子供)が感じることまで責任はとれません。

そして
そのために自分を殺すのもありだし
自分を殺すことの方がダメかもしれない。


逆に言えば
「こんなに愛しているのに伝わらない」
という悩みもあるんだから。



だって、自分の理想通りじゃないとやっぱり嫌なものは嫌だし
今こうして、ぶつかりあってるけど、これはきっと道のりの上のできごと。


迷いながら悩みながら「自分のやり方」「自分の気持ち」を見つけていくのだと思う
放牧子育て、疲れた~~~~!



だから
「どうすればいいんでしょう」という質問には
ほんと答えられないのです。


「どうすればいいんでしょう」

という質問は

「どうすれば、わたしが傷つかず上手くこの問題をやり過ごすことができるのでしょう」

ということだから。


それ
「ムリ」だから


どれ選んでも傷つくから。



ちゃんと
傷つけて
傷ついてください。


答え、
それだけです。






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