うちでは「ネコー」と呼ばれてました。
ときどき「シーニャー」と呼ばれます。
本名は「スィーニャ」でした(笑)
★猫、死んじゃった
何度か死にかけているのと
今回もかなり衰弱していたので
覚悟はできていました。
ある日突然下痢をし
ヨタヨタで動けなくなったけれど立ち直り
でも、その後、
ほとんどご飯を食べなくなり
うんちも数週間しなくなり
6キロ以上あった体重が
半分のガリガリ猫になってしまいました。
望んでいたダイエットが
思わぬ形で叶いましたが
その後もご飯は食べず、
その代りに腎臓が悪くてずっと続いていた
血尿が止まっていました。
血尿が無くなるという願いが
思わぬ形で叶いました。
一週間ほど前に
黄色いおしっこをしたので
心配になって病院に連れていくと
黄疸が出ていました。
血液検査の結果もとても悪くて
そのまま入院になりました。
痩せすぎと
ご飯食べなかったために
脂肪肝になっていたと(ひとと逆?!
ということで
鼻から食べ物を入れていました。
入院後も、うちの奥さんが
午前と夕方にお見舞いに行って
いっぱい声をかけ
いっぱい触っていました。
でも、数値は悪くなる一方で
今度は膵臓も悪くなってる、と。
それでも触り続け、声をかけ続けると
シッポを振るようになりました。
そして、最後の日(8/7
二人で午前のお見舞いに行き、
基本、横たわったままの彼女が
なんか暴れる。
立とうとしたのでしょうか。
下剤でうんちが出ていました。
うんちのついてしまった
お尻や、シッポを拭いて
目ヤニを取って
よだれを拭いたりして
キレイにしてきました。
基本、あまり目を合わせてくれないのですが
その日帰るときは、じっと
名残惜しそうにこちらを見ていました。
その日の午後には
それぞれ予定があったので、
病院を出て食事をしてから
それぞれの場所に向かう予定でした。
食事を終えて
珈琲が出てきた時に
僕の携帯が鳴りました。
動物病院からでした。
「シーニャちゃんの呼吸が止まったので
出来れば早く病院に来てください」
幸い、すぐ近くにいたので
タクシーで飛ばしました。
病院に着くと
手術室で挿管されて
口を固定されて
酸素だけが送り込まれていた(?)ようでした。
なんと心臓はまだ動いているとのこと。。
僕たちが病院を去った後、
突然呼吸困難になったらしいです。
去る瞬間は、
落ち着いてこっち見ててくれたのにね。
挿管につながれて
もう意識もない
その姿をみて
挿管を外してもらうことにしました。
静かに心臓は止まりました。
あらゆる手を尽くして
原因究明と復活を祈りつつ
最後まであきらめなかった担当医の方には
申し訳なかったのですが
自然の摂理に任せることにしました。
姿をきれいにしていただき
ありがとうございました。
とっても良くしていただきました。
その後
ペット霊園社を紹介していただき、
猫ゲージに入れて自宅に帰りました。
その後、霊園社に迎えに来ていただいて
毛布にくるんで、写真とエサを持って霊園に。
焼香の後、焼いていただきました。
覚悟はしていても
それでもなお
ずっとそこにいた
あの愛くるしいものが
いま、まさにいなくなる、というのは
とてもつらいものでした。
涙がハラハラと流れます。
その後、焼きあがって
キレイに並べられた骨を
順番に骨壺に入れていきます。
のど仏と
シッポの骨と
頭蓋骨に感動しながら・・
その後、山を下り
「この後どうするの」と訊くと
「スタバでも行こうかな」と、奥さん
僕は今日中に終わらせたい用事があったので
そこに行くことにしていましたが
「どこのスタバ?」と訊いてみたら
「なに? 一緒に行きたいの?」と(笑)
うん、というと
「たしかに、ねぇ」と
じゃ、一緒に用事を済ませて
行こうか、と
四条烏丸のスタバへ。
とっても混んでましたが
なんとか席を見つけて
奥さんが、ソイラテ
僕が、ラテのフォーム抜きを。
しみじみと
「シーニャ死んじゃったねー」と言いながら
それぞれのスマホに残っている猫の写真や
動画を見せ合いっこしていました。
悲しみより
不思議と懐かしい感じの方が多かった気がします。
うちの奥さんは、
猫の骨や、記念のモノを取っておかない人です。
全部霊園に収めてきました。
「ずっと思い出すより、いまの状態がいい」
だから、あまり写真も取らない人です。
「じゃ、このシーニャの写真ももういらないかな」
「それはいる」
よくわからないひとです(笑)
そのあと、
またそれぞれの用事に戻り、
夜は毛ガニでシーニャを送りました。
ということで、
ふたりは元気です。
ご心配いただいた方、
ありがとうございました。
奥さんも
沢山のコメント喜んで読んでいます。
あ、彼女は大丈夫です。
もう、ほんと、シーニャは
やばいやばい詐欺状態でしたから。
それでも
「じゃこのまましばらく様子見ましょう」
のあとの突然の出来事なので
「人生の中で一番びっくりした出来事」
と言ってました。
確かにあの瞬間の
うろたえようは初めて見た気がしますが
まさか「自分史上最大」だったとは。。。。
僕が死んだときは
果たしてそれは
更新されるのだろうか・・・(*´Д`)
また、ふとしたときに
悲しみが襲ってくるかもしれませんが
それはそれで
いっぱい悲しもうと思います。
最後のお見舞いを終え
下の待合室にいたとき
可愛い子猫に会いました。
向こうでガン見されています(笑)
さて、今日と明日は
僕もまた新横浜で参戦です。
このあと、行ってきます(*'▽')
ということで
昨日からそんなこんなで
メールなど溜まりまくりですが、
催促などもいただいてますが
もう返事も何もかもあきらめました(おい
しばらくは
ネコねたで
グズグズ言うかもしれませんが
多めに見てやってください。
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