ぢんさん、はじめまして。いつもBlogを拝見しています。
私は38歳、小学1年生の息子をもつ主婦です。
現在、主人との離婚を考えております。
ぢんさんはモラルハラスメントというものをご存知でしょうか？
私は最近まで全く知らなかったのですが、
どうやらうちの主人はモラルハラスメントをする夫、
いわゆる[モラハラ夫]というやつです。
結婚8年目にして、やっと気付きました。
ずっと威圧的な主人に対して言いたいこともいえず、
自分の人格を否定するような態度言動に
精神的にも追いつめられ、
それがピークを迎えていた時に
ぢんさんのBlogにたどりつきました。
ぢんさんは、モラルハラスメントをする人をどう思いますか？
また、そんな人と結婚までしてしまった私は
そういう人を引き寄せてしまうような人間なのでしょうか？
ぢんさんのいうダメンズメーカー なんだろうなという自覚はあります。
このまま主人といても
死んだようにただ生きているだけと気付き、
今まで子供や生活のこと経済的な不安から
離婚を考えたことがありませんでした。
しかし現在主人は浮気真最中なのですが
慰謝料や養育費などを請求しても揉めることは必至と思い、
先々の不安はもちろんありますが、
ぢんさんの刺激をうけたこともあり笑、
なにも請求せずに子供と出ていこうと思っています。
この私の選択、ぢんさんはどう思われますか？
長文乱文、申し訳ありません。
どうしてもぢんさんにきいてみたかったんです。
よろしくお願い致します。
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うわーーーー、
こういうテーマを書くと
また色々と言われるので書きたくないんですが
(特に、こういう時だけ外野がドヤドヤと入ってくるので)
でもまぁ、正月だし
書いてみようかなと思います。
さて、ご質問の
「ぢんさんは、モラルハラスメントをする人をどう思いますか？」
ということですが、
特にどうも思いません(;´Д｀)
この問題は、
ご自身も気づかれているように
「モラハラをする人が問題」ではなくて
「モラハラされるわたし」の問題なんですね。
というのも、
モラハラする人と、されるひとは
同じ心の傷を抱えてて、
その二人がセットになって
遊んでいるのです。
特に
「ずっと威圧的な主人に対して言いたいこともいえず、
自分の人格を否定するような態度言動に」
これこれ。
これがキーワードです。
ご相談者は、
そもそも「威圧的な人に言いたいことが言えない」ひとで
それは、そもそも「自分が自分の人格を否定しているから」
なんですね。
つまり、自信がない。
で、モラハラする人も
自信がないから、
常に
「他人からバカにされているように感じる」
わけです。
そう、
自信のない二人が
それぞれ自分を責めてて
「責める方」と「責められる方」で
配役を組んで、お互い責めあっているわけです。
だから、誰にも止められない。
だから、
モラハラをする側だけを
糾弾しても何にも変わらないわけです。
泥沼に落ちるだけ。
だって、
モラハラをする側も
「お前が悪い」って言うんですもの。
「お前が先に俺を大事にしない、バカにした」
って言うんですもの。
彼は彼で
「自分は被害者だ」と思っているわけで、
相談者さんは相談者さんで
「自分は被害者だ」と思っているわけで。
で
「わたしの方が、ひどい目に遭ってるのよ」の
比べっこをしているだけなのです。
で、ふたりとも
カンチガイしているわけです。
きっとあなたからすれば
「バカになんてしてなかったわよ(今はしてるけど)」だと思うんです。
わたしが、バカにしてたのは
自分自身なのよってこと。
だから、卑屈になってたのよ、
だから、いつもそんな顔だし
だから、気が利かないし
だから、言われた通りにできないし
そんな
罪悪感からくる
負い目と
引け目があるから
「正しいあなたに」
よけいに何も言えないのよ。
さらに、
お父さんみたいに威圧的な人を見ると
いろいろ思い出して怖くて何も言えなくなるのよ。
「こんなわたしは、ダメなのよ」
という、
堂々巡りをしているわけです。
旦那さんの方も
似たようなもんですわ。
モラハラしてしまう自分のことを
なんて自分はダメなんだ、と思っているわけです。
だから、
自分を馬鹿にしている(ように見えている
妻が怖くて逃げだして
自分のことを認めてくれる女のところに
浮気に行くわけですわ。
で、じゃーどうすればいいのかというと
「そうか、自分は、自分のことダメだと思ってたんだ」
と、まず気づけばいいのです。
「そうか、だから、言いたいことも言えなかったんだ、言ってはいけないと思っていたんだ」
と、まず気づけばいいのです。
そして
「ほんとは、何を伝えたかったのだろう」
「責めるのではなく、何を伝えたかったのだろう」
と。
出来なかった自分を反省してはいかんです。
また自分責めに入りますから。
出来なかった自分は
出来なかった理由があるんですから
それはそれでもう しゃーーーない、です。
で、しゃーーーないかった、と一度笑って、
そして、
さっきの質問をもう一度ちゃんと考えて
相手に伝えてみてください。
怖かったら手紙でもいい。
「相手を責める言葉ではない、自分の本当の気持ち」
「どうしてほしかった、何が嫌だった、
それをされると自分のことをどんな人間だと思って
勝手に自分を責めてしまっていたのか」
ということですね。
あ、もちろん
何も請求せずに出ていく、
というのでもいいんですよ。
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性格リフォーム
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