■徘徊、介護で、苦しむ人、そうでないひとの違いとは | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

ナイナイアンサーで初めてぢんさんを知り、

それ以来ぢんさんにハマってます。


今まで2回ほどメッセージ送らせていただきました。



今日は、介護の事について。



介護って世間では

「つらいもの」っていうイメージが大きいですよね。


認知症の介護においては、

介護する側の苦労とか介護鬱とか

取り上げられる事が多くて。



私の母が数年前に亡くなり

その後父が認知症になり、


薬は飲んでいるけれど良くなる事はなく

少しずつ進行して行ってます。



今のところ、認知症状によくある

「盗られた」という被害妄想や


徘徊がないのが有り難い状況です。



認知症状の進行度合い(軽いか進んでるか)で

見られがちな被害妄想や徘徊ですが、


経験上私が思うに

その人の性格や感情が影響している気がします。
(徘徊は、やり残したことをやろうと行動してるのかと私は解釈してます)




うちの父はお金に対する執着心があまりなく、

稼いだお金はお酒とギャンブルで散財する人でした。



まさに「金は天下の回りもの」「宵越しの銭は持たぬ」を

地で行く感じです。


だからお金を自分のものと思ってないみたい。



鍵やお金がどこにいったかわからなくなっても

「盗られた」という発想にはならないみたいで

「どっか行った」と言うだけなのです。



「盗られた」という発想がないので

「返せ」ではなくて、次のモノを(鍵なら新しいのを、お金なら銀行から下ろしてくる)


という発想です。




お金だけで無く、


~されたという被害妄想もないので

何を言われても「褒め言葉」として受け入れているのです。



他人から嫌みや文句を言われた時って

普通ならムッとしたくなりますよね。



でも父を見てると


「そう褒めるな。照れるだろ」っ

て返してるんです。



最初は私は

「父はアホなのか?」と思いましたが、受

け取り方、発想の転換なのかなと。

私は散財する父を、子供心にずっと毛嫌いしてたけれど、

大人になった今、いろんな父の姿が面白いのです。




そして私もぢんさんのブログやFacebook、著書を読んで

いろいろ自分なりに発想の転換や実践もしてきて


つらいはずと思っていた介護がつらくないんです!



それどころか、

私の知らない父の行動に日々発見で楽しいくらいなんです。


もちろん、物忘れは酷くなる一方だし、

お漏らしも増えていって下の世話もかかるようになりましたが
それを苦にならない自分にもビックリです。



嫌な時は私も嫌って言うし、

自分を犠牲にしてとか責任とか思わなくなりました。



先の不安も考えても仕方が無いので、

なったらなった時!と腹をくくると

面白いくらい状況が良い方向に変わりました。



周りのみんなも温かく見守り助けてくれるので

有り難く受け取ってます。
(前は、いいです自分でやりますといって、受け取れなかったんですよね)




仕事と家庭と介護と自分の時間(遊び)と忙しくはありますが、

心が変わると日々楽しくいられることがわかりました。




ただ世間的には、

介護する人=苦労してる人、つらい人みたいな風潮なので


私が「介護って楽しい事もたくさんあるよ」というと、

「あんたの場合はね。普通はみんな大変なんだよ。」


とお叱りを受けるので、

ふざけてると思われているかもしれません。



ぢんさんに出会わなければ、

私は今頃介護鬱にドップリはまってたかもしれません。



ぢんさんが常にしつこい(?笑)くらい、

ブログやFacebookで発信してくれているので
私にとっても、タイムリーな話題にHitしたりします。



本当に今私が笑っていられるのは、

ぢんさんのおかげです。
感謝感謝です。


DVDも届いて早速少しずつ見始めました。



名古屋のちいちゃんとシアンさんのお話会にも参加したりして、

ちょっとずつぢんさんの世界に入り始めました。


まだ知らない自分の恥ずかしい部分や

腹黒さを見せつけられる日を待ち望む私ってマゾだわと

ほくそ笑んでおります。笑



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この方が


「経験上私が思うに

その人の性格や感情が影響している気がします。
(徘徊は、やり残したことをやろうと行動してるのかと私は解釈してます)」



といわれるように、

僕も思います。


その人の今まで生きてきた「前提」が


「奪われる」

「したいことができない」


という前提の場合、

きっと、何かが外れたときに


無意識の行動に出てしまうのだろうなーと。




そして、もう一つ思うことは


これ


「その、老人」の話ではなくて

その、老人に「対している人」の話

でもあるんだろうなと思うのです。



つまり、今回の場合、

このメッセージをくれた方の「考え方」を


お父様が見せてくれているんだろう、

とさえ思うのです。




お世話する人の「本音」が

目の前の老人の「言動」として現れる。



お世話をする側の人が


いつも不平や不満を言っているのか

いつも人を疑っているのか

いつも心の中で怒っているのか

いつもヤリタイコト、行きたいことを我慢しているのか



そんな本音を老人に「見せられる」と

「図星」つまり自分が抑えていることを

見せられるから、つらくなる。




だから、


老人が

「たべてない」と言ったら

「ああ、わたしも、食べることばっかり考えてたなー」と


老人が

「叫んで」いたら

「ああ、わたしも、あんなこと叫びたかったなー」と


老人が

「取られた、ひどいことされた」と言っていたら

「ああ、わたしも、人のこと疑ってばかりだったなぁ」と。




と、


と、


「反省」するのでなく


「ああ、そうだったなぁ」と「知る」「気づく」だけでいい。



なーんも、せんでいい。




そして、この文章を読んだら

「ああ、やっぱり自分はダメなんだ」と


また自分責める、

そんなスパイラル。



だから、やっばり

どんな場面においても


「極力」でいいから



言いたいことを言って

したいことをする



ということか゜

一番大事なのではないかなー、と

このメッセージを見てて


僕が感じたことでした。








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※心屋に送られたメッセージは、


  ご本人の承認なく

  勝手に紹介される場合が

  ありますのでご注意を(*'▽')




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