「ひとに頼ろう」
「助けてもらおう」
「頑張るのをやめよう」
「これでいいんだ」
「ダメでいいんだ」
と、「考え方」が変わればいいのです。
「がんばれ」は
「今のままじゃダメだ」
です。
これ、うつの話だけじゃないですよね。
現状の自分を
「全肯定!!」する。
苦しむ自分
悩む自分
出来ない自分
「全肯定」する、ということは
「全許可する!!!」
ということでもあります。
あれじゃ、だめ
これじゃ、だめ
ではなく
あれでも、いい
これでも、いい
そう「全許可」して「全肯定」していく。
これが「決意」です。
これが「損してもいい」です。
そして、この
「全肯定」
「全許可」は
「相手」というよりも
「自分」に対して、してみてください。
許せない相手
嫌いな相手
許せない行動
よりも
ほんとうは、
そうしたい自分
ダメだと思っていること
してはいけないと思っていること
やらなきゃいけないと思っていることを
それで、いい
しても、いい
しなくても、いい
そうやって
一つ一つ
自分が「制限」「否定」｢禁止」して「抑圧」していることを
自分が「義務」だと思い「罪」だと思い「無力」だと思っていること、
それゆえに「ガマン」して「ガンバ」っていることを
「自分が」「自分を」「責めて」いることを
ひとつひとつ
許していくこと。
これが
頑張り、我慢という電化製品の
電源を一つ一つ
消していくことになるのです。
それをしないままで薬を飲んでも、復帰しても、
またブレーカーが落ちるだけ、
再発するだけ、薬が増えるだけなのです。
丸岡さんは
実家に帰って
母親にボロボロの姿を
見せることが出来た。
一番「期待されている」と
プレッシャーに感じていたお母さんが
そのぼろぼろの姿を
「それでいいよ」と「全肯定」してくれた。
「元気になれよ」とも言わずに
「そっと」してくれた。
「そんなお前でもいいんだよ」
という「全肯定」「全許可」が
彼女に
「これでもいいんだ」
という「自分の中の許可」を
与えたのです。
うつ という状態になって
何もできなくなるということは
甘えずに
頑張って
期待に応えて
きたひとにとっては
強制 甘え
強制 がんばらない
強制 期待はずれ
をするチャンスです。
そして、
そうなっても
そんなダメなじぶんでもいいんだ、
「愛されているんだ」と
感じさせられる「体験」が「うつ」なのです。
それを「ダメだダメだ」ともがいていると
そこから抜け出せないだけなのです。
白旗を上げるチャンスなのに。。
・・・でも「がんばれ」って言われるんです。と言われます。
それは
あなたの心の声が
そのひとたちに反映されてきただけなのです。
「こんな自分じゃダメだ」
「このままじゃダメだ」
と、叫び続けてきた自分の声を
早く「これでいい」に変えていきましょう。
これは、「くせ」ですから
すぐには戻らないかもしれません。
右利きを
左利きにしていくようなもの。
すぐに元に戻る
つい癖が出る
それでも
やり続ける「習慣」で
きっと変われるのです。
「また、ウツに戻ってもいい」
とってもひどい言葉ですよね。
でも、これは
「そんなじぶんでも大丈夫」
という思いを強くしてもらう
「そんなダメな自分でもOK」を
自分の中に許可してもらう、
そんな言葉なのでした。
最後、丸岡さんも「笑って」言えるように
なっていたのが素敵でした。
僕の友人も、
こんな記事を書いています。
また、こんな風に
重度のウツから
自力で這い上がってきた
ぜひ覗いてみてくださいね。
心屋の手法も、
基本は「カウンセリング」形式ですが
基本的には、全部
「自分一人でもできる」
そんな方法をお伝えしています。