愛ちゃん
あなたは自分のことを
いつも
ダメだ
できない
醜い
嫌われてる
そう言うんだね。
みんなそんなことないよって言うし
僕もそう思う。
でも、
あなたはそう思ってしまってる。
そう思うから
どんどん自分をそうしてしまった。
おしゃれもやめて
頑張ることもやめて
大事なところで失敗して
空気を読まない発言をして
人を怒らせる
ように、してきた。
それが、私にお似合いだって。
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愛ちゃん
あなたは、
魔女の呪いに掛けられてるだけなんだ。
ヒキガエルになれって、
呪いをかけられた。
呪いをかけたのは
そう、お母さん。
お母さんも呪いに掛かってた。
だから、周りをみんなヒキガエルにしたかった。
でも、あなたは可愛いお姫様なんだ。
姿も中身も、ヒキガエルじゃないんだ。
だから、もう、夢から覚めよう。
だから、もう、悪夢から覚めよう。
その呪いから
自分で出ていいんだ。
呪いを説く呪文があるんだよ。
笑わないで聴いてね。
ちゃんと信じてみるんだよ。
呪いを説く呪文・・・
それは
「ちゃうちゃう」
私は、ヒキガエル ちゃうちゃう
私はダメだ ちゃうちゃう
私はできない ちゃうちゃう
私は醜い ちゃうちゃう
私は嫌われてる ちゃうちゃう
私が悪いんだ ちゃうちゃう
また怒られる ちゃうちゃう
こんなこと言うと嫌われる ちゃうちゃう
助けてって言うと、ダメなやつって思われる ちゃうちゃう
ほら、
周りのみんなが笑ってる
お日様も笑ってる
るるる、るるっルー♪
今日もいい天気ー♪ （別の意味でちゃうちゃう
愛ちゃん
あなたは
ヒキガエルじゃない
あなたは
お姫様なんだよ。
みんなあなたのこと
大事にしてくれてる
大事にしてくれてた
でも
呪いに掛かってたから
それがわからなかったんだ。
自分のこと
悪く思ったら
ちゃんと呪文、言うんだよ。
「ちゃうちゃう」
そう
それでいい。
ほら
呪いがとけてきた。