勘違い、とは
要するに
「一方向からしかものを観ていない」
ということ。
親の目線から
子供の目線から
夫の目線から
妻の目線から
上司の目線
部下の目線
つまり
「自分」の目線でしか物事を見ずに
「これが事実だ」と言ってること。
これが勘違いです。
別名「ものの見方が偏っている」ともいいます。
ものの見方が偏ることを
「偏見」と言いますね。
私は、優しくしてもらってない
私は、言いたいことを言ってない
なんていう、「未完の思い」も
勘違いです。
それは、そもそもの「認識」の時点で
勘違いが起っているということ。
つまり
「観たり」
「聴いたり」
「感じたり」
した、その時点で、
すでに個人差があり、
感覚の違いがあり
なにより「バイアス」がかかっていると
もう、事実は何一つそこにない。
そして、ひとは、自分が認識したことよりも
認識していない事実のほうが圧倒的に多いということです。
見たり聞いたりしたものが事実とは限らないということです。
だから、記憶はすべて「嘘八百」なのです。
以前に
■記憶は７００%ウソ／虐待されるのは私が悪いから?／自動翻訳装置
とい記事を書きましたが、
その時にも、やはり
「乱暴な意見」
「愛がない」
という意見をいただきました。
まあ、そう感じるでしょうね。
で、何?
という感じです。
別に乱暴なこと言ってるつもりもないし
愛がないわけでもない。
こう考えた方が楽になれるというだけのことです。
一つの方法です。
だから
議論するつもりもないし
これ「だけ」が正しいと言うつもりもありません。
ましてや「それはおかしい」なんて言われる筋合いもない。
方法は世の中に山ほどある。
どの方法も効果がある。
でも
過去にこだわって
過去を恨み続けて
幸せになんてなれない。
ましてや
事実と違うことにこだわり続けて
不幸になろうとしている人がたくさんいる。
不幸で「あり続けようとしている」人がたくさんいる。
「あれ」があるから、
私は幸せになれない、と。
「あれ」のせいで、私は不幸だ、と。
「あれ」があるから、私には「責める権利」があるんだ、と。
そんなところから
はやく離れて欲しい。
かんけーないさ。
ということです。
そもそも、「それ」事実なのかい、ということ。
>例えば私があなたを殴ったところで、
>どうと言うことはないと言うことでしょうか。
>殴られたと言う記憶は700％ウソだから、
>さっさとなかったことにするからと言う理由で
はい、そういうことですね。
というか、
そういう話ではないんです。
論点が違うんです。
「いま」のことを言ってるんじゃないのです。
あなたは、そうやって
「かこ」にこだわって、そこにいればいいんです。
「いま」のことを話してるのに
「かこ」のことを持ち出さないで、
といっているだけなのですよ。
試しに、あなたの言う「過去」を
その「当事者」に「事実確認」してみてごらん。
１００% 「知らん」「そんなことしてない」「するはずないじゃないか」
と言われますから。
あなたが「まぎれもない事実」だと思っていることも
そんなものです。
これは、相手の言い逃れでもごまかしでも何でもなく
「相手の事実にはない」ということなのです。
試しに、あなたの言う「過去」を
その「当事者」に「事実確認」してみてごらん。
１００% 「優しくしたよ」「可愛いに決まってるでしょ」
「あれだけしてあげたのに」
と言われますから。
あなたが「まぎれもない事実」だと思っていることも
そんなものです。
ウソ八百です。
「事実」も「真実」もありません。
全部「かこ」です。
あるのは「自分だけの真実」「自分だけの事実」です。
たとえビデオに撮っていたとしても
「その角度から見た事実」が映っているだけですから。
あなたがもし幸せになりたいのなら
「かこ」を認めて
「かこ」を捨てる、終わらせる。
「過去」の「悪夢」から目覚めることです。
そうしないと「きょう」も悪夢にうなされる。
いま も不安
あす も不安
かこ も後悔
「いま」に生きること。
すると「あす」は輝き始めるのです。
プロカウンセラーのコミュニケーション心理学 【初級編】
今回のテーマは 『不安を減らそう！』
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http://www.purefood.jp/news.php?pg=view&newsid=219