お盆に高校野球を観ていました。
僕の地元、東洋大姫路と、富山の新湊の試合。
最後の8回の裏、
東洋大姫路の連打で、一気に9点が入った。
そして、9回表の新湊の最後の攻撃は
あっけなく終了、試合終了となった。
東洋大姫路は、
最初から9点取ろうと思ったわけじゃない。
一打一打の積み重ねの結果、9点になった。
9点を取る戦略ではなかったはず。
その次の新湊、
同じ考えで行けば、9点は不可能ではないし
うまく行けば(理論上は)10点以上取ることもできる。
でも、「9点」を観てしまった。
9点以外はあり得なくなった。
そして、届かなかった。
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勉強も
仕事も
「いま」9点の人がいる。
もちろん9点取ろうと思って9点になった人もいるでしょう。
1点ずつ、と思って「結果」「いつのまにか」9点になっている人もいる。
満塁ホームランも出たかもしれない
盗塁や小技を使ったかもしれない
気合いでもぎ取ったのかもしれない
色んな方法で、それぞれが9点になった。
いま0点の人が
その「9点」だけを観て、
無理だとあきらめる。
それは、まだ早い。
一点ずつ、一点ずつ、一点ずつ。
ランナー一人ずつ、
一球ずつ
ものごとは、進んでいくんだ。
すごいひとの
「結果」だけ見てあきらめるな。
「あなたにも可能だよ」と教えてくれているんだ。
昔は100mで10秒切るのは不可能だった。
でも、誰かが10秒を切ったら、沢山の人が切るようになった。
すべては「意識」「あたりまえ」の違い。
一つずつ
一つずつ
こつこつ
こつこつ