■自分を粗末にする実験 | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

自分を粗末にする実験をしてみました。


僕の自転車の前カゴにゴミを入れて

自転車置き場に放置してみました。


すると、何日か経つごとに

カゴのゴミが増えてくるのです。


さらに、この自転車に

「ギアはついてないし、よく空気は減るし

一度とられたことあるし、汚いし、安っぽい自転車だなぁ」


なんて何度か思ってみました。

そしてカギもかけずにそのままにしておいた。


別になくなっても、

どうせ安ものだし、なんて。



すると、数日後、

ほんとに自転車が盗まれてしまいました(涙

こんな実験しなきゃよかった(涙



自分が、自分を大切にしないって

こんなことなのかなと思います。


自分が自分の心にゴミを入れたまま

自分が自分のことを悪く言う


すると、他人も

「あ、あれは粗末にしていいんだ」と。



自分を粗末にするって、

このように、


1.自分の心に感情の屑を残す (ゴミを捨てる


2.自分のことを悪く言う (自転車の悪口を言う


3.自分のことを守らない (カギをかけない



1.自分の心に感情の屑を残すって言うのは

言いたいこと、したいこと、腹が立ったこと、うれしいこと、

言わなかったり出さなかったり、ウソをつくこと。

本心を言わないこと。



「私はいつも怒ってるわ」というひとも、

大抵は本心ではなく、外側の「正義」を言っている。



2.自分のことを悪く言うって言うのも、

自分の能力や性格、置かれた環境や過去、

そして容姿などのことを嘆くこと。


ちゃんと走ってくれる自転車に感謝しないこと。




3.の自分を守らないっていうのは

人にばかにされたり、嫌なことをされた時でも

笑ってごまかしてしまうこと。


本当はすべて許せてしまえればいいんだろうけど

それもできないのなら、


そういう扱いを受けた時には、ちゃんと「イヤ」を伝えて

ちゃんと自分を大切に守ること。


自分の尊厳を大切にすること。

自分を大切な存在として扱うこと。



そうしていれば

他人からそんな扱いを受けることは

もうなくなるのかもしれませんね。



さあ

あなたは自分のこと

どんなふうに扱っていますか。


そして

自分が大切にされないと感じるとき

自分が自分のことを、今回のように扱っている時かもしれませんね。



今日は一日、個人セッションです。