■心の垢を落とす | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

おはようございます、心屋です。


■心の垢を落とす。




僕たちは、無垢の状態で生まれてきます。


無垢・・・・垢のない状態ですね。

そこには、自分だけの個性があります。


その個性に、周りの人たちがせっせと垢をつけます。


「こうするんだよ」

「こうしちゃだめだよ」

「お前はこうなんだ」

「だからだめなんだ」

「何度行ったらできるんだ」

「うるさい、あっち行ってろ」


どんどん垢をつけます。

そうすると、垢まみれになってきて、


自分で自分のことを卑下したりします。



逆に、個性で生まれてきたものを

せっせと磨くときもあります。


「それでいいよ」

「素晴らしいね」

「大きくなったらすごいことをやるね」

「かわいいね」


磨かれて、どんどん輝き始める。


そして、自分大好きになっていく。

誰かが垢をつけようとしても、もう付きません。


誰かが「そこがだめだよ」と言うと、

「そうだね、じゃ、助けて」と言います。


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さて、ここは銭湯です。


垢まみれの私がお風呂に入ろうとすると、


「ちょっと汚いから入らないで」 とのけ者にされます。


湯船につかると、自分の周りが垢だらけになって

周りの人が近寄ってきません。


そして遠くで悪口を言っています。



そして


「ああ、私がこんな風になったのも家族のせいなんだわ」と、嘆きます。


すると、磨かれてキラキラしたひとが近寄ってきました。


「洗ってあげるよ」


「え?!」 (何か企んでるんでしょ) 「だってあなたが汚れるじゃない」


「汚れたら洗えばいいんだし、そのままだと、ずっと嫌われるよ」


「だって、もうこんなんだもの、嫌われても仕方ないよ」


「自分で洗えばいいんだよ、ほら、こうやって」


「そんなの・・・あなただから出来るのよ、もともときれいなんだし」


「そんなことないよ、ほら」


「ち、ちょっと、やめてよっ!! 私なんかにかまわないで!!」


「意地を張って固くならないで。さっき、寂しそうにしてたでしょ」


「さ、寂しくなんかないわよ! 私は一人が好きなの」


「そうなんだ・・・ それはわかったから、洗うよ!!!」


と、無理やり捕まえられて恥ずかしいところまで洗われてしまいました(笑)




「きゃーーーーーー!!! やめてーーーーーー!!!!」


「ええやないか、ほれほれ」


「きゃーーーーー!!! きゃーーー・・・  き・・・  ・・・」


「どうじゃ、気持ちいいじゃろ」


「・・・・ きゃー・・・・    き、気持ちいいです・・・」


「口じゃイヤイヤと言いながら、体は喜んでおるようじゃのう」


「いやーーーー、やっぱりいやーーーー!!! でも、やめないでーー」


「どっちや(笑)」


「けっこう、楽しいかもー」


「そうじゃろ、こうやって自分で洗えばいいんじゃ。垢が付いたら、自分で。

 さらに、どんどんキレイになっていく楽しみは、そもそも垢がついてないと味わえないしの」


「わかった気がします、結構楽しいかも」


「よし、じゃ、後は自分で洗うんじゃ」


「はい、やってみます!!」


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しかし、自分ひとりになってやってみると、

なかなかうまくいかず、またイライラしてきた。


「どうしてうまくいかないんだろう」

「またうまくいかない、やっぱり・・・」


「あの・・・・」


「お、ひさしぶりじゃの」


「はい。。。垢がうまく落ちないんで、恥ずかしくて・・・会えなかったんです」


「そかそか」


「どうしたら、うまく垢が落ちるんでしょう」


「続けてればいいよ」


「え?!」


「そんなすぐにはうまくいかんよ。だから、自分で色々と工夫しながら 続けてみな」


「でも・・・何でうまくいかないのか・・・わからなくて・・・」


「なんでうまくいかないのか、わからないのか・・・  その質問をすると自分の悪いところ探しばかりしてしまうからのぅ」


「あ、そうなんですね・・・」


「じゃ、 『どうしたらうまくいくんだろう』 と、自分に質問してみなさい」


「どうしたらうまくいくんだろう・・・ うーーん・・・ それがわからないから聞いてるんです」


「ぎゃふん! そ、そうじゃのう(笑) どうしてうまくいかないのか、実はそれには理由があるんじゃ」


「り、理由ですか」


「そうじゃ、理由があるんじゃ。その理由を外さない限り、いくらポジティヴに考えても

 その「理由」が全力で足を引っ張るのじゃ」


「理由・・・」


「そう、それは 『私にはふさわしくない』 という思いなのじゃ」


「ふさわしくない?」


「そう、お前さんの場合、こんなにきれいになったら、私らしくない、

 そう思って、きれいになる方法を自分で止めてしまうんじゃ。」


「え、そ、そんなことないですよ!!! ちゃんと頑張ってます」


「そう、みんなそういうんじゃ。でも、実際はうまくいかんじゃろ」


「はい・・・」


「努力はしたか」


「はい、しました、私なりに・・・」


「声がちっちゃいのぅ(笑)」


「ねー・・・」


「その、努力を止める力が、お前さんにはすぐに働くんじゃ。

 そう、車のスピードがある程度以上出なくなるリミッターのようにの」


「リミッター・・・・(初めて聞いた)・・・ですか」


「そう、リミッターじゃ」


「・・・・」



(-_-;)

「うーん、自動速度制限装置、とでも言うかな」


「あ、そういう意味なんですね」


「そう、その今の理解力さえ、お前のリミッターが作動して、理解力を落としている可能性もあるんじゃ」


「えーーーー!!!」


「自分は、軽四のくるまじゃと勝手に思ってるんじゃ。150キロ以上出したら壊れる、とな」


「だって、軽四みたいな、華奢な体でしょ♪ほら」


「どう見ても、ダンプカーじゃろ、その腹はっ」


「し、失礼しちゃうわっ!!」


「そっちが失礼じゃろ(笑) まぁいい、で、そうやって、自分で自分に制限をかけてるんじゃ。

 制限しておいて、『何で私は、レクサスみたいに走れないのかしら』 と言っておるのじゃ」


「馬鹿みたいですね」


「じゃろ、じゃろ」


「で、どうすればいいんですか」


「そのリミッターを外せばいいんじゃ。人の場合は、セルフイメージと言うかのう」


「セルフイメージ」


「そう、それを『変えて』いけばいいんじゃ」


「はい、色々やってみましたよ。『私は素晴らしい』とか『私はいるだけで価値がある』とか

 アファーメーションっていうんですか、それ毎日やってます!」


「ほう、それは関心じゃ、で、効果はどうじゃ」


「効果は・・・ ○△×☆■・・・」


「声、ちっちゃ」


「だって・・・・  なんか嘘っぽくて(笑) 上滑りするんです。そうじゃない現実ばかりだし」


「じゃろ、じゃろ」


「じゃあ、どうすればいいんですか」


「それはのぅ・・・  おっと、猫の散歩の時間じゃ、またの」


「えーーー!!!」


「いま、それをうまく伝えられるセミナーを作っておるから、 そこで試してみるんじゃ」


「ちっ なんだ、宣伝か」


「し、失礼なっ(-_-;) 」


「だってそうじゃん」


「そんなこと言うなら、受けさせてやらん」


「ちょっちょっとーーー、けちーーー」


「まぁまぁ、ちょっと待て。その急ぐ心がまた垢をつけるんじゃ。


 要するに、セルフイメージを変えるには

 まずはその古いセルフイメージをアンインストールしないといけないんじゃ


 いくらいい上塗りをしても、なかなか浸透しない。


 浸透させるためには、新しいものを塗りつける前に、古いものを落とさないと

 行けないんじゃ、お前さんのお化粧のようにの、ふぉっふぉっふぉ」


「どっかーーーん!!!」


「いたたた、急に殴るなよ、教えてやっとるのに」


「ほんと、くそじじい」


「く・・・ くそじじいって・・・  (覚えておれ) まぁ、くそ婆よりいいか、

 どちらにしても、今のお前さんにはその方法を教えても、また『でも・・』って言うじゃろう。


 しばらくは今までの方法を、あきらめずに続けてみるんじゃ。

 そして、また会おう。


 もう呼ぶなよ、出前みたいに(笑)」


「出前かと思ってました」


「はいー、おまちーーーっ ってか」


「猫の散歩行かなくていいんですか」


「お、おっと、猫が鳴いておるわ。んじゃ、またのー」





「なんだったんだ・・・ あのヒゲ親父。。。

そうか・・・セルフイメージが・・・自分で自分に制限をかけてる・・・


 ・・・・ ん! ま、いいや! とりあえずは卑下してても仕方ないから、

 毎日、キレイに洗おう!! まずはそれをあきらめずに続けてみよう。


 そうか・・・ 古いセルフイメージをアンインストールするんだ・・・・」


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ということで、いま、そんなセミナーを作っています。

宣伝でした(笑)  近日公開します(*^_^*)




どっちにしても、↓ アンインストールするには、こんなことも必要なんですよね。



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