■がっかりした顔と劣等感 | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

おはようございます。


昨日は法事のために田舎に帰っていました。


色んな紆余曲折がありながらも、

無事納骨も、食事も納めることができました。


これでほっと一息、と思いきや、

まだ、お盆などに色んな行事が目白押しです。


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そんななか、母親と大ゲンカして帰ってきました(--〆)

だから今は、お盆にも帰ってやるもんか、という拗ねた気分です(笑)




さて、みなさんは、今から書いてることを読まれて、どう感じるでしょうか。



僕も、いつもえらそーなこと、悟ったようなこと書いてますが、


はい、まだまだです(笑)




今回、僕は喪主という形で

いろんな場面で表に立つことが多かったのですが、


そんな中で、母親は


 「あれしなさいよ」

 「こうしなさいよ」

 「あれわかってる?」


宴席でも、みんなが集まっているときでも

まるであの「○兆」の「ささやきおかみ」のように、


こそこそこそこそ横からささやいてくる。




また、行事が終わってからも


「またあんなことして」

「なんであんなこと言うの」

「普通はこうするのよ」

「恥ずかしい」


と、後ささやきも多数。




それでも、色んな思いもありつつ、

また抵抗しつつも、受け入れようとしていましたが、


極めつけに、

最後の「おつかい」に行った帰りに、


例によって


 「ああした?」

 「こうした?」


と訊いてきたので、それに答えると


 「なんで、そんなことしたの」

 「わたしならこうするのに」

 「はぁ」


と、ため息ついた瞬間に、キレました(--〆)




今は一人暮らしとなった母は、

僕が帰るたびに、


 「一人じゃ忙しくて」

 「何もできない」


と嘆き、


手伝おうとすると

 「自分でやるから置いておいて」


そのくせ

 「誰も助けてくれない」


で、

助けても思い通りの結果が得られないと

先ほどのようにため息をつく。



そこを刺激されると、

僕の心は激しく反応します。


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この体験をして、以前に聞いた、斎藤ひとりさんの

「劣等感」の話を思い出しました。


親の「がっかりした顔」それが劣等感を生むんだ、という話です。




・期待に応えられなかった → 自分はだめなんだ



こうやって否定的なメッセージを送り続けていく。



 ・お前はだめなんだ

 ・お前は役に立たないんだ

 ・だからお前はだめなんだ


というメッセージ。


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そして、こういう話の展開になると、


・親は、そういうメッセージを投げかけてはいけない


的な話になるところです。


・本当は、親はもっとこうしてあげなければいけない


なんていう話ですね。




でも、そんな親たちも、

そんなことしたいわけじゃない。だけど、してしまうと思うのです。


なぜって、「それが正しい」と思っているから。

それが


「その時点でのその人の精いっぱいの表現」

「その時点での、その人にとってのベストの選択」


だから。


といいつつ、わかっていても腹は立ちますが(笑)



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そういう親のもとで育ったから、

子供が、僕がこうなってしまった


なーんて、言うつもりはさらさらありません。




昨日腹が立っているときはそう思いましたが(笑)




また、そういう人に「こうしましょう」と言ってもできません。


 「親とは、こうするものです」

 「こうした方がいいのです」


僕が親をやってた時に、そう言われてもできませんでしたから。

わかっててもできないところに、意味があります。




そして、そういったものをひも解き、癒していくのも

僕の仕事ですし、


そういうもののおかげで、苦しんで前に進めない人が

いることもわかっています。


そして、そういった人たちの問題解決のお手伝いをしてきました。



でも、先日の神様の使いさんとの話の中で、

それらを解決することがいいこととは限らない、


と気がつきました(教えてもらえました)。



そんなことを続けていると、

別の問題に陥ってしまう、ということ。


そして、まさに自分がその問題に陥ってしまっていたということ。


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ヒントは、懐石料理やフランス料理のフルコースにあります(笑)


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癒すだけではない、

前に進めるようにしていくお手伝い、


秋から始動です(^◇^)







・・・・しかし、


「もう二度と来んわ」 と言って家を出て、高速道路に乗った後に、


携帯電話を忘れてきたことに気づいたのが

一番のショックだったのかもしれません。


かっこわるー(-_-)





追伸: だからと言って、「親はこうしましょう」「こうした方がいい」というものを

    まったく無視するのも学びがないと思います。


    知ってると知らないとでは大きな差が出ますからね。


        そういったものも学びつつ、

        色んな体験を積み重ねて、成長しながら

        明るい世の中にしていけたらいいですね。