こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。
心理タイプ講座では、タイプの違いによって生まれる、
コミュニケーションやマネジメントの違いを考えていきます。
今回は、「目的志向タイプ」と「問題回避タイプ」の違いについて考えてみます。
「目的志向タイプ」は、ゴールやチャンスに向かうことで
動機づけされます。
「問題回避タイプ」は、問題やリスクを除き、解決することに
動機づけされます。
例えば、次の2つの言い方のうち、より仕事をしようと
思うのはどちらでしょうか?
1.上司に喜ばれるように、しっかり仕事しよう
2.上司に叱られないように、きちんと仕事しよう
1.は、「喜ばれる」という自分が望むものを得ようとする表現
2.は「叱られる」という嫌なことを避けようとする表現
どちらが自分にとって、より強い動機づけになるのかを見て、
タイプを判断します。
このタイプ分類は、目標設定などによく使われます。
典型的な「問題回避タイプ」の人は、「ワクワクするような目標」
だけでは、モチベーションが続きません。
「こうなったら嫌だ」「これだけは絶対避けたい」という想いを目標にすると、「問題回避タイプ」はモチベーションが続きます。
心理タイプ診断は、自分を知り、より自分に合った方法を
見つけるための、とても有効なツールになります。