チームを創る。

 

 

それは、小さなコミュニティ。

 

 

家庭であり、職場であり、地域であり、社会。

 

 

 

コミュニティでつながりを感じる場

チャージできる場

自分と他者の違いを確認する場

それぞれが立ち自立している場

ひとりでできないことが、みんなでできる場

パワフルさが渦巻く場

 

 

 

 

そこは

自分が安心できる場であり

自分が自分らしくいられる場である。

 

 

困った時に助けてくれる仲間がいたり

弱さを表現できる優しい場所がある。

 

 

 

やらなければいけない、と

必死に一人で頑張るよりも

 

 

結局は自分がやっているんだけれど

「私達いるよ、大丈夫だよ。」

 

そう見守っている眼差しがあると

人は自分の持つチカラを発揮できるんじゃないだろうか。

 

 

 

 

自分がしんどいとき、誰かにかけられた声が嬉しかったり、

何をしてくれる訳もないけれど、

そっと、そばにいてくれることが

ものすごくチカラになったり

 

 

 

あぁ、私、これでいいんだ、と

私、大丈夫だね、と

自分が自分に思えることは

これからを生きていく上で必要なこと

なんじゃないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

このフライヤーは、現在作成中のデザインのひとつ。

注)完成品ではありません。

 

 

デザイナーさんが

現在、何種類ものデザインを描いてくださっています。

 

 

 

多くを語らずとも、

私たち おかあさんのがっこうが大切にしている想いをキャッチし

それを デザインに変えてくださっています。

 

 

 

フライヤー制作は、数ヶ月前から始まっているのですが

私がなかなか手をかけられず

いつも途中でストップをしてしまいます。

 

 

 

が、その間にも

デザイナーさんは、私のブログや動きを見てくださって

私が動かない間にも

こうして制作くださっていました。

これを知った時、

胸の奥から湧いてくる温かさと驚き、

誰かのことを思う優しさ

応援くださっている想いを感じ

胸がいっぱいになりました。

 

 

 

 

そして。

 

 

 

このデザインにあるように

 

 

私達は見えない糸で結ばれ

必要な人に、必要なことが届くよう

活動をしている、を

改めて感じさせてもらった気がしました。

 

 

 

 

 

先日、アフガニスタンで銃撃され亡くなった中村哲医師、

私は恥ずかしながら

この方のことを知りませんでした。

 

 

動画を観て、国や肌の色を越えて

こんなに誰かの「生きる」のために、いのちをかける人がいるんだ。

歴史の中で知った

杉原千畝さんを彷彿とさせる。

 

 

自分が楽しいと思うことしかできないよ、

やりたいことだから続けられるんだよ、と

 

話されていた言葉の奥にある

想いや情熱に

涙がこぼれました。

 

 

 

世界平和は、

おなかいっぱい食べること。

 

おなかいっぱいだったら争いは起こらないよ。

 

と、アフガニスタンの方々が言う。

 

 

 

「みんな泥棒をしたくてしている訳じゃないよ。

生きるためなんだよ。」と

 

中村医師は言う。

 

 

 

行為の背景に何があるのかを視るチカラ、

それを感じ取った上で

いま、自分にできることは何か?

 

みんなが安心安全の中で暮らしていくには

どうしたらいい?

何が必要?

 

 

自分たちの生活は自分たちで、できるようになること。

 

 

戦うのではなく、自分たちで創り出す。

 

 

100人の医師を連れてくるよりも

1つの水路をつくった方がいい。

 

そうして、10万人の人たちの生活を守る

水路を砂漠につくった。

 

 

砂漠は、いつしか

緑が生い茂り

小麦ができ、お米ができ、

戦いに行っていた傭兵たちは

自分の土地で農業に精をだし、

家族とともに豊かに暮らす。

 

 

 

誰もが求めている平和や、安心とは

日常という、ここにある。

 

 

「戦場に行っている暇がないよ。」

 

 

手刈りをしている稲を片手に話す

アフガニスタンの男性の言葉が

私の中に響きました。

 

 

 

 

 

 

昨日は、中学校からのご依頼で

中学1年〜3年生、そして、保護者のみなさまとの授業。

 

 

 

 

子どもたち、保護者の方、先生方

全員で夢を考える授業です。

 

 

自分の内に向き合い

思い思いに、自由に夢を描きます。

 

 

途中、ある先生に突撃で質問。

 

「先生は、なぜ先生になったのですか?

きっかけを教えてください。」

 

 

70名の子どもたちを前に

突然の質問に驚かれながら答えてくださいました。

 

 

 

『こんな先生になりたいな、と思った先生がいたからです。

勉強が嫌いでした。

でも、その先生のおかげで勉強が楽しくなった。

勉強はできなかったけど、好きになりました。』

 

 

 

そして、教頭先生にも質問。

 

 

 

「一番叶えたいと思っている先生の夢は何ですか?」

 

 

 

『仕事を退職した後、旅に出たいと思っています。』

 

 

じゃぁ、そのために今からできることは何ですか?

 

 

『健康であること。

お金を貯めること。etc…』

 

 

 

突然のフリに快く対応くださった先生方

ありがとうございました。

 

 

 

子どもたちにとって、一番身近なオトナは

親であり、学校の先生方。

一緒にいる時間が長いですよね、

 

 

家庭はひとつのチームであり

学校もひとつのチーム

 

もっと細かく言えば、

クラスはチームであり

職員室もチーム

 

 

 

どんなチームも

 

「何を大切にしているか」

 

「大切なことを大切にするために何ができるか?」

 

 

を、共有できれば

個々の個性を尊重し、ひとりひとりが輝いていける。

 

 

困っていることを困っているんだ、と言えること

気になっていることを、気になっているんだ、と

相談できる環境、

そんなチームをつくっていく。

 

 

 

よってたかって、みんなが助ける。

 

 

 

チームづくりが、とても大切だ、と感じています。

 

 

 

 

 

 

100人いたら、100通りの生き方がある。

 

 

大人の姿を子どもたちが真っ直ぐな眼差しで見ている。

 

 

 

このオトナ楽しんで生きているかな?

 

このオトナ、自分を喜んで生きているかな?

 

 

 

自分を調え喜んで生きていく。

そして、誰かとともに喜びながら動いていく。

 

 

ここから広がる笑顔のために。

 

 

 

 

 

 

「ここにいてよかったな。」

 

そう感じ合えるような

チームづくりのお手伝いをしています。

 

 

楽しく、そして真剣に。