大切にしたいことってなんですか?

 

 

大切にしたいことを、大切にするために

できることはなんですか?

 

 

 

出会いって、いつも素敵だな、と思います。

 

ひとつの出逢いが、自分の人生を豊かにしてくれる。

 

 

 

いつもお世話になっているパワースポットである北海道十勝の秘湯、

丸美が丘温泉の女将さんと一緒に。

 

 

 

昨日は、5月から始まった里塾の日曜クラス最終回。

 

札幌、神奈川、足寄、と

遠方から来てくださったみなさん。

 

 

 

 

7ヶ月間、月に1度顔を合わせ

ハートを開いてきた時間。

 

 

明日は、火曜クラスの講座が控えているので

詳しくは綴りませんが

最終回は、涙、涙の5時間でした。

 

 

 

ありのままの自分を自分が受け止めていく

 

里塾は「対話」を大切にした時間です。

 

自己共感は

力強いパワーにつながっていきます。

 

 

 

 

自分のなかで動く感情を見つめ

その感情の奥にある「願い」につながっていく。

 

 

 

ほんとうに私が大切にしたかったことは何なのか?

 

 

 

正しい、間違い、という視点からではなく

大切にしたいこと、から

 

 

静かに内側へ見つけにいく。

 

 

周りも、ともに寄り添っていく。

 

 

 

 

この時間は、とても優しい時間で

誰一人として、ジャッジはしない。

 

 

ジャッジする必要がない。

 

 

ただ、自分の中にある様々な気持ちを

自分が丁寧に見つけていく。

 

 

あ、こんな気持ちがあったかな。

 

あ、なんか違うみたい、

 

 

対話を通し、

自分で自分に気づいていく。

 

 

 

里塾とは、ふるさとに帰るように

安心で、安全で、ほっとするような場として創りました。

 

 

自分自身が自分を知り、

 

自分とつながり、他者ともつながり

 

たったひとりの人生を

みんなで応援をしていく。

 

 

そんな場です。

 

 

そこにある、眼差しや、あたたかな意識が

パワーとなり

その人を応援するチカラになる。

power with となる力強さ。

 

 

共感のパワフルさを体感していきます。

 

 

そうすることで、ゆらぎを味わい、楽しむ自分ができていきます。

 

 

様々に揺らぐ自分を優しく受け止めていけるようになります。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

実は、里塾には

わたしの母が参加していました。

 

 

 

今年の3月、母は、乳がんの再発が判明しました。

 

いのちの期限を感じ

身辺整理を始めた母、

精神的にとても苦しそうでした。

 

 

 

そんな姿を見ながら、

5月から里塾をはじめることになっていた私は

母へ、里塾の参加を勧めました。

 

 

 

7ヶ月間、何が起こるかわかりませんでした。

 

 

 

母という存在から、ひとりの人として

母の人生に向き合う時間は

講師の私にとっては挑戦でした。

 

 

 

母の語る言葉に、

娘…が出てしまった時もあります。

公私混同してしまった時もあります。

 

 

 

苦しくて、悲しくて

辛かった時もあります。

 

 

 

死に向き合う母

それを受け止めていくことは

本人にとっても、家族にとっても

簡単なことではありませんでした。

 

 

 

 

でも、わたしは、私だからこそできることで

母の「今」に寄り添いたいと思ったのです。

 

 

 

母が自分の生きてきた証を

自分自身で受け入れていく。

わたしが、私自身を受け入れていく。

 

 

 

死を意識すると、生が生きる。

 

 

 

死を意識することで、どう生きようかを考える。

そう教わってきました。

 

 

 

 

母が感じる、苦しさや、辛さがあるのなら

それをただ受け入れていく。

母が自分自身のどんな時も、

「これでよかったんだなぁ」と、受容していけるよう

私は、この場をホールドしていく。

 

 

仲間という存在のチカラを借りて

母へ、心をオープンにし、繋がり合っていける仲間や時間を

 

 

そこに集う、共感する、応援する、というパワーを借りて

 

 

母へギフトを渡したい、

そして

私たちが先行く人から受け取る”ギフト”もいくつもあるだろう。

 

 

 

毎回が挑戦でした。

 

 

 

「死は特別なものではなく、生活の一部にある。」

 

「死は、愛のなかにある」

 

 

これは、看取り士 柴田久美子さんの言葉です。

 

 

 

誰かの人生に寄り添っていくとは

どういうことなのか?

 

 

誰かの人生をサポートするとは

どのようにしていくのか?

 

 

そのチカラになるものは、なにか?

 

 

 

どんな人もいつかは死を迎える。

 

 

 

自分の人生を喜び、いのちを活かしていくとは?

 

 

 

 

 

受講生さんのおひとりが昨日言ってくれました。

 

 

「わたしたちは、お母さんからたくさんの贈り物をいただいた。

ただ、そこにいてくれるだけで

大きな価値をもらった気がする。」

 

 

とても嬉しい言葉でした。

 

 

 

 

 

昨日は、里塾の日曜クラス最終回を終え、

夜には、火曜クラス混ざっての懇親会。

 

 

そこで、ま、ま、まさかのサプライズ!!

 

 

もうびっくりです!

 

 

 

会場は、帯広市内にある

「くつろぎ居酒屋ここから」さん。

 

 

 

 

 

 

席に着いてまもなく

娘から電話が鳴りました。

 

 

なんと、ここからサプライズが始まっていたらしい。

娘もグルだったという。

 

 

出ると、

 

「訊ねたいことがある。

お店の中では聴こえないから外へ出て、」と

催促され、お店の外へ出ました。

 

 

 

電話の用件は、

 

 

「パック詰めのお肉を使って、大量に残ってしまった。

それを冷凍したいんだけれど、

パックごと冷凍してはいけないんじゃないかと思って。」という内容。

 

 

 

は??

 

そのまますれば?大丈夫じゃね?

 

 

えーーー、それはダメだよ。

不衛生だよ。そのままはまずい。

なにか方法はないかな?

 

 

ふむーーーー。

 

 

スーパーで売っているパックごと冷凍すると

衛生的によろしくないから、

一旦、別なパックに移し替えて冷凍するのがいいんじゃないか、

ジップロックがいいんじゃないか?

ラップで、再度包んだ方がいいんじゃないか、

まぁまぁ、普段訊ねられたことのないような質問が

どんどんやって来るわけです。

 

 

 

「もう、どっちでもいいんだけど、

あなたの好きなようにしたらいいよ。」

 

 

そう返したくなるような質問。

 

 

で、なんとか納得いくように電話を終えお店に戻ると

そこに広がる光景に、目を疑いました。

 

 

 

え?

 

 

は?

 

 

えーーーーーーーーー!!

 

 

なにやってんの、みんな。

 

 

 

これ。

 

 

 

 

 

やだーーーー!!

 

母さんが、いっぱいいるーーーーーーー💦

 

 

 

 

 

 

これ。

 

 

 

 

わたしがいるーーーー!笑

 

 

 

 

なんなんですか、これ。

 

 

 

 

母の顔がいっぱい!笑

 

 

その中に、わたしもいる。

 

 

 

 

 

里塾1期のみんなでこっそり企画して、打ち合わせして、

考えたサプライズ。

一晩で、このお面をつくって

ノリノリで大笑いして楽しむみんなの姿。

 

 

もう、おしっこが漏れちゃいそうなほど笑いました。

 

 

 

 

 

すっごい人たちだなぁ…と思いました。

 

 

オトナが本気で楽しむ姿。

大笑いして、「楽しい!」と盛り上がる姿

 

 

素敵な仲間だなぁ…

ありがた過ぎるなぁ…と、しみじみ感じました。

 

 

 

 

 

お花は、未来の私をイメージしてアレンジしてもらったと言う。

 

 

清楚で可憐な真っ白なお花たち、

ここには、何を感じて

どんな意味を MASA KAWAI さんは込めてくれたのだろうか?

 

 

 

今朝は、丸美が丘温泉の樹齢1000年になるという御神木の前で

写真を撮ってきました。

 

 

 

 

出会いって、素敵だなぁと思います。

 

 

引き寄せられるように

必要な人同士がつながりあう。

 

 

そして、ともに「私がわたしである」を喜び合いながら、

今を生きているのかな、と思います。

 

 

 

ここで出会ったことに感謝をし、

それぞれの今を応援する。

 

 

 

いのちが喜ぶ生き方を

 

いのちを活かす生き方をこれからも。

 

 

 

 

 

この写真は、

ある日の里塾を終えたあと、

 

「つらい…」という私を

 

『里美ちゃん、よくやってる。

ほんと、凄いことやっているよ。』と

 

ルミさん(ルミ・カペオーナー)も泣きながら

わたしを抱きしめてくれた時のもの。

 

 

 

その時のシーンを

里塾、受講生のふうちゃん(鈴木二九美さん)が撮ってくださっていて

今日、額に入れ、私へ贈り物として渡してくれました。

 

 

 

みなさん、本当にありがとうございます♡

 

 

明日は、里塾火曜クラスの最終回です。

 

 

 

里塾は、来年5月より、2期がスタートします。

会場は、北海道帯広市大正 「育雛空間ルミ・カペ」

来年、年明けから募集を開始いたします。