第2回目のおかあさんのがっこう

 

青空の広がる十勝ブルーの空の下

つがやす歯科医院 新館プレンテ会場にて

開校いたしました。

 

 

登校されてから、まずはcafeブースで

”がっこうブレンド珈琲”を淹れてもらったり

この場や空間に、ゆっくりと心やカラダを入れていただく。

 

 

今日のカフェ部は

ハロウィンコーディネート。

 

これが素晴らしい!

 

 

「こういうこと考えるのが好き」

 

と言う、カフェ部担当 お気楽教頭のまきちゃんに

すべておまかせ。

 

 

 

 

 

 

 

 

好きってすごいなぁ、と、みんな感心してしまう。

 

 

がっこうに来ることは、

ここでゆったりと

誰かが淹れてくれた珈琲や、お茶を楽しむ時間も味わって欲しい。

 

 

運営する自分たちも楽しみながら

来てくださった方々が喜んでくれたら嬉しいな、

 

 

そんな気持ちを込めています。

 

 

 

 

 

今日の授業は2時限を使った

ロングホームルーム

 

 

がっこうのコアメンバーのおかあさん先生3人による授業。

 

まずは、美生科担当の木村康子さん

やっちゃんの

「停電に負けない!持つべきものはお婆ちゃんの知恵袋」

 

 

 

 

やっちゃんがエコ生活を始め

なんと電気代は648円(だったかな?)!!!

 

 

1000円を切ってます!

 

 

冬場は冷蔵庫を使わない。

 

24時間コンセントを入れっぱなしにしない、などなど

生活の中を見直したそう。

 

すると、その生活は

 

昔、おばあちゃんがやっていた生活とおんなじ。

 

 

なぁにも困らない。

ちょっと不便だなぁも感じる時もあるけれど

毎月届く電気代の数字を見る度に、

達成感すら感じるようになったと言う。

 

 

 

 

 

 

停電によって気づいた、電気に頼っていた暮らし。

 

おばあちゃんたちの智慧を使って

楽しく節電をする。

 

 

日々の暮らしは、未来に住む子どもたちの環境につながっているから、

 

 

と話してくれました。

 

 

 

 

やっちゃんの話を終え、

聴いていたみなさんとグループシェア。

 

 

「停電を経験して気づいた大切なことって何ですか?」

 

 

それをみんなでシェアしていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これがとてもいい雰囲気。

 

 

質問の答えがきっかけになり

話はどんどん広がっていく。笑

 

 

あるおかあさんが仰ってた。

 

 

「ここに来て思うことは、

初めて逢った人と気軽に話せてしまうことがすごい。

そういう場所ってそうそうないですよね、」って。

 

 

 

 

2人めのおかあさん先生は

お気楽教頭の樽見真樹子さん

 

まきちゃんによる、

 

「勉強しなさい!と言わない子育ての結果」

 

 

 

 

 

自分が子どもの頃、お父さんには

 

「勉強は家ではするな。

勉強は学校でやるもんだ。」と

 

 

一度も、勉強をしろ、と言われないで育ってきた彼女。

 

 

自分の息子にも同じことをやってきた、という。

 

 

それは、

 

自分で決め、自分で考え、自分で行動をして欲しい、という

 

思いがあったからだ、と話してくれた。

 

 

今、大学生の息子さんは

時折帰ってくるけれど、

青春18切符を使い電車で帰ってきたり、

車で帰ってきたり、と

自分を楽しんでいる、という。

 

 

「子どもが小学生の時に、突然雨が降ってきても

迎えに行ったことは一度もないんです。」

 

その代りにしたことは

 

お風呂のスイッチを入れました、って。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”子どもにどんな大人になって欲しいですか?”

 

 

”あなたの子育てで大切にしていることってなんですか?”

 

 

それをみんなでシェア。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きっと、それぞれに大切にしていることってある。

 

 

子育てには正解がない。

 

 

自分が自分らしく子どもに向き合うだけ。

 

 

誰と比べることでもなく、

自分がどうしたいのか、ただそれだけな気がします。

 

 

 

そして、ラストの先生は

 

大樹町在住の山下展子さん。社会科担当。

 

 

のぶちゃんのテーマは

 

「嫁いだ町が、愛する町へと変わるまで」

 

 

 

 

知り合いも誰もいない町へ嫁いだこと、

 

そこで子育てをしたこと、

 

様々な葛藤を体験しながら、

自分の居場所をつくっていこうと

動き始めたこと。

 

 

体験したからこそ、いま、自分の住む町で

お母さんたちをサポートしたい、と動き始めたことなどを

赤裸々に語ってくれました。

 

 

 

 

不思議なことに、今日登校されたお母さんたちは

同じようなテーマを持った方々がいらして

 

 

東京や神奈川から嫁いで来られた方、

 

自分の住む町で、お母さんたちの居場所づくりをしたい、と

動こうとされている方、

 

 

同じような志を持たれた女性たちが

何人もお越しくださっていました。

 

 

 

 

 

 

ある方が帰り際言ってくださいました。

 

 

「私も自分でつくりたい場所があって、

おかあさんのがっこうを見に来ました。

 

おかあさんのがっこうの中に

私が欲しかったもの、やりたかったことがありました。」と。

 

 

 

また、夜には、ある方からはメッセージが届き

(承諾をいただいたので掲載します)

 

 

「とても良い時間をありがとうございました^ - ^ 

 

ふと、思い返せたり子育ての深さやお母さんの素敵さを感じて

改めて子供を持てた事、育てさせてもらえる環境に感謝する事が出来ました^ - ^ 

 

里美さーん。 素敵な場所をお話を素敵な方たちを、

美味しい物をありがとうございました。 

 

心も身体もポカポカです! 

 

また、お邪魔させて頂けたら嬉しいです^ - ^」

 

 

 

なんて嬉しいお言葉でしょう。

心からよかったなぁ…嬉しいなぁ、と思います。

 

 

 

 

 

私たちは小さな子達に未来を渡していく。

 

 

 

 

屈託のない笑顔がそのまま残っていくよう

 

 

この子達や、私たちが

 

私たちであることを大切にして毎日を過ごしていく。

 

 

 

 

 

時に泣いたり、怒ったり

 

いろんな感情を味わいながら

 

イキイキと豊かな彩りのなかを生きていく。

 

 

 

 

 

 

 

ひとりで抱え込まないで、

 

頑張りすぎないで、

 

甘えたり、頼ったりしていいし、

 

心のなかにある本当の気持ちを出してみると

自分の中が軽やかになっていくはず。

 

 

 

つなりがりあう、っていいね。

 

 

 

笑い合ってさ、楽しんでさ、

自分も、子育ても、人生もすべて。

 

 

 

 

 

 

いろんな人に出会うと、

 

自分の枠が広がっていくことに気づく。

 

 

あれ?いいんだ、それでも。

 

 

大丈夫なんだ、それでも。

 

 

 

そんな緩みができるといいな、を思います。

 

 

 

今月は第4水曜日が、おかあさんのがっこう開校日となっています。

 

 

 

プレンテさんを終えた今日、みんなで下見と打ち合わせで

次回の会場である、

 

けいせい苑いなほさん、へお邪魔してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つがやす歯科さんもそうなのですが、

 

けいせい苑いなほさんの職員さんたちも

本当に温かいのです。

 

 

「おとうさんのがっこう」の校長やりますよ!なんて言ってくださった

職員の方。

 

 

ありがたくて、嬉しい限りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

宿直室を

授乳室と、おむつ交換のために模様替えしてくださり

準備してくださいました。

 

 

 

 

 

 

このような備品まで準備くださって

もう、私たちスタッフは胸がいっぱい!

 

 

 

至れりつくせりのお心遣いに

もう、なんとお礼を伝えていいやら…。

 

 

 

 

 

10月24日は

 

介護施設と、おかあさんのがっこうがコラボします。

 

 

 

 

バリアフリーの玄関

 

車椅子のお子さんをお持ちのおかあさんにも

気軽にお越しいただけます。

 

 

 

 

こちらが、当日カフェブースになります。

 

 

時間割は、この前の記事でご紹介した通り。

 

 

きっと、素敵な時間となるでしょうね。

 

 

おかあさんのがっこうと、おかあさんたちを応援してくださり

本当にありがとうございます!

 

 

多くの方々にお会いできますこと

楽しみにしています♫