先日収録したラジオ番組。

その中で 自己肯定感を元に


「自分らしくいる。 自分らしいって何だろう? 」と


仲間たちと語り合いました。



私にとっての 「自分らしい」って

今ありのままの自分でいること。

ココロの中で 怒りが湧き起こっても

グレーな感情が出てきてしまっても

そのまま全部が私だってこと。


そして、そんな様々な自分を丸ごと好きでいられて

それを軸に いつもニュートラルな気持ちでいること


それが 私らしい。



昔、あまりの馬鹿正直さに ある人に言われたことがあります。


「 もう少し、上手に生きたら? 」って。


人を騙すくらいにってことだったのかなぁ?

なんでも正直に真っ直ぐに向き合うから しんどいでしょって。


その時は 確かにそうなのかな…

なんでも信じて、足を踏み入れしすぎ?ってあったかもしれないけど

できなかった。

上手に?どんな風に上手に?って

私にはできなかった。

だから、いっぱい傷もついたし、落ち込むこともあったかもしれない。


だけど、いつのころから 

私は そのまんま。 傷ついても、騙されても

私が自分でいい、やりたいと思ったことには

真っ直ぐに向き合おう、やっちゃおうと思えるようになりました。



今も そうです。


昨日、とっても素敵なお母さんに出逢いました。

ふんわりとした雰囲気を感じられる 優しいお母さん。

話し方も 立ち居振る舞いも

優しくって 穏やかさを感じられるお母さん。


会話の流れから ご自分の子育てについてお話をしてくださいました。


ご本人の了解を得ていませんので

詳しくここにご紹介することはできないのですが


たくさんのお母さんたちに聴いてもらいたいお話でした。


お子さんの心に寄り添って 選んだ人生。

そこに親御さんも共にいる。

親御さんだって たくさん揺らいだ感情はあったことでしょう

でも、大事なのは 


子どもが生きている。  いのちがある。


ということ。


それを考えたら、どんな選択を子どもがしたってだいじょうぶ。

絶対に大丈夫。


長い人生の中で ほんのわずかな時間のことだから。



親は つい今 目の前で起きている問題をなんとか解消しようと

やっきになりますよね。

それも 決して間違いではありません。


だって、親ですから

子どものことを考えたら なんとかしてやりたいと

思うものだから。


でも、そこにある気持ちは 

それは子どもが求めているものなのか

親の気持ちなのかを

ちゃんと気づき、知らなければいけない。


周りと同じにならなきゃいけない。

同じようにしていなくちゃいけない。


本当に求めている子どもの心は それなのかなぁ?

もっと、深いところで

気づいてもらいたいものがあったり

わかってもらいたいものがあったり 

もしかしたら あるかもしれませんね。



ぶれない心をお母さんが持っていたら

きっと子どもは そこを基地として

大きくはばたいていける。


毎日いろんなことがあって悩むこともあるかもしれないけど

お母さんの心… 根っこががっちりしていると

子どもは きっとキレイな花を咲かすでしょう。


そのお母さんは言いました。


私は子どもに自分でちゃんと考えて選んでもらいたかったんです。

自分のことだから

もし、それで失敗して 傷ついたら

またここに戻ってくればいいじゃないって。

私は 笑って そばにいるだけですけどね  って。


私の大好きな 日野原先生が仰ってます。



「 いのちの時間は その人が生きた時間です。

 

自分の持っている時間。 それが自分のいのち。



素敵なお母さんとの出逢いに心から感謝です。