2012年がスタートしました。
ご縁をいただいたみなさま そしてこれから出逢うみなさま
どうぞ本年も宜しくお願いいたします。

年越しは私の実家で過ごしてきました。
妹の家族、私達家族が集まり
父の「お言葉」で年越しが始まりました。

普段みんなの前で改まった話をしない全盲の父ですが
1年の最後に 今年1年を振り返り、そして来年に向けて
生かされている感謝の言葉と、みんなが健康で日々を過ごすこと
それが何よりも一番大切なことと
父の温かい言葉が心に響
きました。

私は毎年 年越しを親と共にするたびに想うことがあります。
自分も年を重ね、同じように親たちも年を取っていきます。
今年の年越しもこんな風に 笑いながら時間を過ごせるのかは
誰にもわかりません。
何も見えなくとも 様々なものに感謝の心を持って生きている父。
その父の側で 父の目となり腕となり共に生きている母。
2人の姿から学ぶことがたくさんです。
今ここにある時間を大切に 一生懸命に向き合って生きていきたい
と想います。

『 子どもは親の背中を見て成長していく。』

私も 父のように そして母のように
強く優しく そして感謝の心を忘れずに 今年をスタートしてまいります。